特に女性に「古家・空き家不動産投資」をオススメする3つの理由

こんにちは、(一社)全国古家再生推進協議会の認定サポーターでもあり、古家再生投資プランナーⓇでもある女性投資家Mです。

本日は、女性の不動産投資について考えてみたいと思います。

全古協を立ち上げたばかりの頃は、現在と比べて女性投資家の比率が少なく、「女性の古家再生投資プランナーⓇもいるのですか?」といった質問をよくいただきました。

近年、全古協の女性古家再生投資プランナーⓇの数は年々増加しており、当協議会が毎月各地で開催している「古家・空き家物件見学ツアー」にも、たくさんの女性古家再生投資プランナーⓇにご参加いただいております。

この記事では女性である筆者の目線から、女性にこそ古家・空き家投資をおすすめしたい理由を考察します。

 

女性が投資をおこなうべき理由

女性に投資をすすめたい理由として、男性と比較しての「平均給与の低さ」「平均寿命の長さ」「ライフイベントの影響の大きさ」という3点が挙げられます。以下では、3点の理由を説明します。

1)男性に比べて平均給与が低い

昔に比べれば男女平等の意識が高まってきた我が国ですが、依然として男女の給与には大きな開きがあるのが現実です。

国税庁が公表している平成30年分の「民間給与実態統計調査」によると、給与所得者の1人当たりの平均給与は男性 545 万円に対し、女性 293 万円と、252万円もの差があります。

女性が収入アップを目指すために、「本業に励む」というのはひとつの選択肢ではありますが、本業だけで収入を伸ばすことは、なかなか難しいものです。そのため、副業や投資による女性の経済力向上が望まれます。

2)男性に比べて長寿命

「男性よりも女性は長寿」といわれますが、これは日本だけでなく、国際的に共通する傾向です。
厚労省がまとめている「令和元年簡易生命表」から日本人の平均寿命をみると、男性81.41歳に対して、女性は87.45歳と、女性の方が約6歳長生きすることになります。

したがって、女性は長生きすることを前提に、将来に向けた収入確保を行う必要があります。
年金受給への不安が高まる現代社会において、投資によって年金以外の収入元をつくっておくことは、将来の心強い味方になります。

3)男性に比べてライフイベントの影響を受けやすい

男性と同等にバリバリと働くキャリアウーマンであっても、結婚や出産などのライフイベントによって、キャリアの中断や変更に迫られる女性は多くいます。

近年は、出産しても働き続けられる環境づくりを促進する企業も増えていますが、「家庭を築くこと」と「自分の仕事を続けること」の両立は、簡単ではありません。例えば筆者の周りでも、結婚や出産の適齢期に夫が海外転勤となり、女性側が仕事を辞めて海外に同行するケースを多く目にしています。

しかし、投資であれば海外に引越したとしても、継続して収入を得ることが可能です。突然のライフイベントによってキャリアを中断する必要に迫られても、投資による収入があれば、心の余裕ができます。

不動産投資が女性におすすめな3つの理由

投資には株、FXなどさまざまな種類がありますが、不動産投資は女性の特性を活かせる投資といえます。以下では不動産投資が女性におすすめな3つの理由を紹介します。

1)兼業できる

不動産投資のメリットのひとつは、兼業のしやすさです。

不動産投資を「不労所得」という人もいますが、実際には物件を購入して終わりではありません。入居付けのための仲介業者営業や空室対策、トラブルへの対応など、大家としての仕事があります。しかし、入居者がいて、とくに問題がなく賃貸がされている期間は、管理会社に管理業務を委託することで、ほとんど労力をかけずに賃貸経営することができます。

したがって、不動産投資は、家事や育児、本業などで忙しい女性にとっても、両立しやすい副業といえます。

2)女性目線を活かせる

ファミリーで物件探しをする際、決定権が強いのは女性といわれます。

女性の不動産投資家は、借主の決定権者という同じ女性という立場から、物件選びやリフォームにおいて、女性目線を活かした選択ができるメリットがあります。

例えば、キッチンの使い勝手はもちろん、洗濯物を干す動線やゴミ出しのしやすさなど、細部まで生活のイメージを馳せることができるのは、女性によく見られる特長です。

また、防犯面はとくに女性目線が活きる部分です。一般的には、男性よりも女性の方が防犯面を考慮した物件選びを行う傾向があります。そのため、女性目線で女性入居者も安心できる物件選びをすれば、男性、女性どちらの入居者も入居対象になる物件を選択できます。

3)コミュニケーション力を活かせる

不動産投資を成功させるためには、情報収集や人脈形成がとても大事です。大家業は、不動産業者、管理会社、リフォーム会社、大家仲間など、さまざまな人との関係があって成り立っています。

例えば、不動産業者との関係において、契約手続きなど、必要最低限のコミュニケーションだけでも大家業を行うことはできます。しかし、不動産業者と積極的にコミュニケーションを行うことで、「物件の購入検討している地域の賃貸需要の調査」や、「入居がつかない時の空室対策の相談」など、情報収集や相談をすることができます。

また不動産投資家が集う会に参加すると、たいてい懇親会がセットになっています。懇親会で積極的にコミュニケーションをとることで、他の投資家の経営手法を学び、自分の賃貸経営の参考とすることができます。

女性のコミュニケーション力の高さを活かすことで、賃貸経営の質の向上、不動産投資の成功につなげることができます。

不動産投資をはじめるならば古家・空き家投資が最適

不動産投資には一棟物件、ワンルームマンション、事業用物件、などさまざまな種類がありますが、我々がおすすめしたいのは「古家・空き家投資」です。それには、女性の強みを活かしながら、女性が取り組みやすい2つの理由があります。

1)少額の投資からスタートできる

不動産を購入するには、関東・関西など大都市圏の場合、ワンルームマンションでも平均的に1~3千万円台、一棟物件であれば数千万~数億円の投資が必要になります。

物件購入に融資を利用するにしても、日本人女性の平均給与収入である293万円を基準に考えた場合、購入できる価格帯はかなり限定されます。また、融資をうけることができても、初めての不動産投資で給与収入の何倍もの借入を行うことに不安を感じる人も多いでしょう。

一方、古家・空き家投資は、物件取得費用とリフォーム費用を合わせて、平均500万円で不動産投資をスタートすることができます。そのため、他の不動産投資と比べて始めやすい投資といえます。

2)ファミリー向け戸建住宅が多い

「不動産投資が女性におすすめな3つの理由」のひとつとして、物件選びに「女性目線を活かせる」メリットがあるとお伝えしました。

古家・空き家投資の対象物件の多くは、ファミリー向けの戸建住宅です。したがって、借主側の決定権者である女性と同じく、「女性目線」で物件選びができることは、投資を成功させるための強みになります。

また、価格帯が安い古家・空き家は、そのまま貸し出すには状態が悪く、ほとんどの場合でリフォームが必要になります。女性の不動産投資家は、リフォーム内容の判断を行う際にも、物件選びと同様に女性目線を活かして「女性入居者にも喜ばれる家造り」ができるメリットがあります。

古家・空き家投資で女性の経済力アップ

日本の女性は、男性と比べると平均給与が低く、長寿で、ライフイベントの影響を受けやすいという理由から、投資による給与所得以外の収入確保と、経済力の向上が望まれます。

さまざまな種類がある投資のなかでも、不動産投資は、「兼業できる」「女性目線を活かせる」「コミュニケーション力を活かせる」という3つの理由から、女性におすすめの投資です。

女性の強みを活かしつつ、少額からスタートできる古家・空き家投資によって、経済力アップにつなげましょう!

最後に…

女性の強みを活かしつつ、少額からスタートできる古家・空き家投資を始めたいと思ったけど、何から始めたらいいのか判らない…どうやって知識を身につけたらいいのか判らない…。

そんな方は、まずは当協議会が実施している「古家再生投資・空き家活用セミナー」に参加されてみてはいかがでしょうか?リアルでも開催していますし、オンラインでも開催しています。

今後の古家再生投資・空き家活用セミナーの開催予定はこちら

 

 

 


POST: 2020.09.18