初めての不動産投資は失敗の連続・・。全ては自分の責任と受け止め、「古家不動産投資」で再挑戦!

1.不動産投資を始めるきっかけ

Wさんが20才の頃、将来の事を考えた時、漠然と不動産を持ちたいと思っていた。そして、 その不動産を投資として本気で始めると決めたのが2003年の10月に参加した「金持ち父さん・貧乏父さん」で知られる ロバート・キヨサキ氏の講演会。彼の講演会を聞き、なんとなく好きであった不動産が、自分でも投資をすることが可能であることを知り、 将来の不安を無くす素晴らしい手段であることを知った。

 

2.不動産投資に対する熱い想い

講演会に参加した、翌日に開催されたスペシャルセミナーを受けたことにより「不動産投資」への想いは確信へと変わった。「不動産投資で成功できる」・「不動産投資は将来の自分に安心を与えてくれる」・「○○年後は自由な生活が待っている」夢と希望に溢れている不動産投資への想いは現実に向けて意気揚々と膨らむばかりだった。

 

4.初めての不動産を購入

2006年にWさんはあるセミナーで知り合った知人を通じて初めて不動産を購入した。 その知人は元々不動産屋の経験もあり、不動産投資の経験が豊富であると思っていたWさんは「区分マンションの2戸を購入しないか」との薦めに喜んだ。 「これでやっと不動産投資が始められる」・・・憧れの不動産を購入することに迷いはなかった。

 

5.失敗。かかえた負債・・

区分マンションの経営は苦難の連続だった。 紹介してくれた知人をかなり信頼していたので、知人に言われるがまま、購入から管理までこの知人が紹介してくれた不動産兼管理会社にほぼ一任する形で運営を委託。しかし、これがつまずきのはじまりだった。購入して3ヶ月後、いきなり家賃の振込みが止まった。驚いたWさんは慌てて管理会社に問い合わせたところ、入居者が退去したとのこと。事情を聞いてもよくわからない。 しばらくすると今度はもう1軒の区分所有からも家賃が振り込まれなくなった。 またもや、入居者の退去。今回も事前連絡なし、Wさんの了解なしにリフォームまで完了。

入居者(今回は退去者)と連絡を取りたいと言っても、管理会社は入居者との交渉は一切NG。訳がわからないまま、リフォームの請求書だけが郵送されてきた。Wさんは自分の所有不動産であるのにも関わらず管理会社が支配する運営状態に困惑した。信頼する知人の薦めで、管理の名目で通帳を預けたが、結局通帳を預けてしまったため、Wさんの知らないところで勝手にお金を使われてしまう結果になった。知人に後で相談したところ「投資は自己責任で行うものです」と、一変した態度でWさんを退けた。

彼のアドバイスに従ってしまったのが、無知ゆえの誤りだったとWさんは語る。 全ての権利を握り締められている状態。相手の都合など知らんとばかりの管理会社の態度。 豊かな生活を夢みた資産運営でしたが、2008年Wさんに残ったのは資産ではなく、負債としての不動産となったのです。

 

6.新たな仲間との出会い

「このままではいけない!」 Wさんは不動産投資、不動産経営のことをよくわかっていない自分が最大の問題、リスクであることを痛感して、改めて賃貸経営の勉強をすることを決心。Wさんは他人の責任にして泣くことより、反省して再度歩み出すことを選んだ。

そして、勉強の場として探し出したのが「大家検定」だった。「大家検定」では知識を深めるべく資格を取得することにした。この「大家検定」で出会ったのが講師でもあるMさん。Mさんは大家としての考え方をしっかり教えてくれた。トラブルだらけだった区分所有物件についても相談にも乗ってくれ、Mさんのアドバイスに基づき、管理会社と話し合いを行い、ついに2010年に自主管理に漕ぎ着けることができた。今ではその区分所有からも家賃収入を得て、ようやくWさんの生活に落ち着きを取りもどした。

 

7.古家不動産投資との出会い

2012年、Wさんは「喜ばれる大家の会」の立ち上げ際、事務局のスタッフとして任せられることになった。 その頃になると、自身の経験を通じて他の大家業をしている人達の気持ちも理解が出来るようになった。大家の会のメンバーとも精力的に交流を図るようにまでに成長した。そして「喜ばれる大家の会」の中で興味が惹かれる話を聞くことになる。それが、全国古家再生推進協議会が推奨している古家不動産投資だった。 Wさんが一番驚いたのが、「平均表面利回り15%以上」という数字。マンションの利回りからは考えられない。興奮を抑えきれないWさんは、古家の投資物件の見学会に参加することにした。その時はリフォーム前の物件を見ることが出来なかったが、古家を再生したリフォーム物件を見ることは出来た。 ビフォー・アフターを見ることは叶わなかったが、アフターを見ただけでも「このリフォーム費でここまで出来るのか・・」と、感じた。それが、古家再生を見たWさんの最初の印象だった。そして、古家再生のリフォームは「使える箇所はそのまま使う」という考え方がとても気に入った。リフォーム費用を安価に済ませる。でも仕上がりは入居者が喜ぶデザインにこだわる考え方に共感。 Wさんは見学会の参加を機に一気に古家不動産投資への関心を深めた。そして「おもしろい!私もやろう!!」と心に誓った。 それ以来、古家投資物件の情報には注意を払い、チャンスがあればいつでも手を上げる準備を心掛けた。

 

8.再挑戦!古家不動産投資との出会い

ある日、全国古家再生推進協議会のマスター古家再生投資プランナー(以下プランナー)から、「優良の物件があるから興味があるなら見てみないか」と連絡が入った。Wさんは素直に喜び、すぐに了解の返事をした。 そして、紹介を受けた物件は、想定家賃・物件購入費・リフォーム費用、そこから算出されていた。総額420万で利回り16.5%。満足な数字が弾き出されていた。物件としては申し分がない。後は資金調達をどうするかが問題となった。 資金調達に関して、悩んでいてもしようがない。正直にプランナーに相談したところ、プランナーはWさんに余剰資金がないことを知っていたので、事前に全国古家再生推進協議会に融資を相談できる専門員会を手配し、政策金融公庫を使って調達することを薦めてくれた。Wさんはプランナーのアドバイスを受け入れることにして、プランナー紹介の税理士を通じて政策金融公庫からの融資を受ける準備に入った。Wさんの資産状況や現在の勤務している雇用形態の関係で融資は厳しいと言われていたが、事前準備、プランナーのアドバイス、税理士の協力を得て無事、融資を受けることができた。 Wさんは2014年11月に古家不動産投資を始めることができた。

<Wさんが現在所有する不動産物件>

 

・ 区分マンション2戸

・ 古家不動産物件1戸

 

9.これから古家不動産投資を始める方へメッセージ

まずは本気で不動産投資をすることを決めて下さい。次に楽しみながら一生懸命、不動産投資の勉強をして下さい。 そして大事なのは物件をたくさん見ることです。不動産投資をしている先輩から、成功事例を聞きながら習うことも大切です。 そして最低限を学んだら体験して下さい。肌で感じることが後で大きな自信に変わります。 一番大切なのはしっかり人間関係を作ること。仲間のサポートを信じて下さい。 怖くて一歩を踏み出せない時も、仲間を信じて納得するまで相談して下さい。 私もそうやってきました。一人でも多く資産運営で豊かな生活を送りたい人達を心から応援しております。