「チェンジ&チャレンジの精神」ムーブプレスvol.019に掲載されました。

当協議会の理事長 大熊重之が、MOBIiO(ものづくりビジネスセンター大阪)発行 大阪のものづくり企業を知る。動く。繋がる。ムーブプレスvol.019に掲載いただきました。

 


塗装から古民家再生までチェンジ&チャレンジの精神で突き進んでいく。

素材を限定している塗装会社が多いなかで、オークマ工塗は、樹脂から金属まであらゆる塗装ができることを謳う異色の企業だ。
18歳から職人として現場に入り、その後2000年に部品塗装メーカーとして起業した代表取締役の大熊重之は、一味も二味も違った経営方針を持つ人物。最近では海外調達部品の問題解決や塗装コンサルティングに力を入れ、塗装プロデューサーの肩書きを持つ。もちろん自社の技術向上にも熱心で、今まで困難だったポリエチレンやシリコンゴムへの塗装技術「ワレンコート」の確立と事業家で、3回目の経営革新計画の承認を得ている。
今は、量産体制を構築するとともに、自動車や医療業界への進出を図るという。大熊氏は、これまでも社内改革や付加価値の創造、自社製品の開発とトライ&エラーを繰り返してきた。そこで得た教訓は「二兎を追わないものは一兎も得ない」という独自の理論。チャレンジなくして何もはじまらないと、2010年には新規事業開拓に注力。古民家再生の入り口になる「ローコスト・リペア・スクール」でリフォーム業へ進出する。その後も全国古家再生推進協議会を立ち上げ、全国の築古の空き家を賃貸住宅として再生する事業に取り組む。「新規事業をはじめると人脈が広がり、視点も変わります」。挑戦し続ける自分には、固定された「何屋」という感覚はないとも。今後はものづくりの学校を開校予定で、一般の人を対象に塗装が安全え楽しいものであることを伝えたいという。

(ムーブプレスvol.019 掲載記事より)


ご掲載いただきありがとうございました。