【完全ガイド】空き家投資の勉強は5ステップでOK!理事長が教える最短ロードマップ

(一社)全国古家再生推進協議会 理事長の大熊重之です。

「空き家投資に興味があるけど、何から勉強すればいいか分からない」「失敗したくないから、正しい知識を効率よく学びたい」と感じていませんか。実は、やみくもに情報を集めるだけでは、いつまで経っても「机上の空論」で終わってしまいます。私たち協議会には、会員18,588名、累計再生実績2,371棟(2025年5月末時点)という圧倒的なデータがありますが、成功している方には共通の「学び方」があります。

この記事を最後まで読めば、知識ゼロの初心者でも最短で実践レベルに到達できる、具体的な5つの学習ステップが全て分かります。

以下はこのブログ記事を最近話題のgeminiで要約して動画化したYoutubeになります。文字より動画の方が良い!って方はこちらをご覧ください。

なぜ学ぶのか?空き家投資の勉強を始める前の「最重要ステップ」

あなたが空き家投資で実現したい未来とは?(目標設定の重要性)

勉強を始める前に、まず考えてみてほしいことがあります。それは「なぜ、あなたは空き家投資を学びたいのか?」ということです。月5万円の副収入が欲しいのか、脱サラして自由な時間を手に入れたいのか、将来の年金不安を解消したいのか。この目的が曖昧なままでは、学習のゴールが見えず、途中で挫折してしまいます。

明確な目標は、学習の羅針盤になります。例えば「1年以内に1軒目の物件から家賃収入を得て、家族旅行に行く」という具体的な目標があれば、今何を学ぶべきかがハッキリします。まずは、あなただけのゴールを設定することから始めてください。

失敗事例から学ぶ:目標なく始めると「物件を買うこと」がゴールになる罠

よくある失敗が、勉強しているうちに「物件を買うこと」自体が目的になってしまうケースです。知識だけを詰め込んで、「良い物件」の基準を自分の中で作り上げてしまい、その基準に合う物件を探すことに必死になる。そして、ようやく見つけて購入したものの、リフォームに想定外の費用がかかったり、入居者が全く決まらなかったりするのです。

これは、目標が「安定した家賃収入を得ること」ではなく「物件を買うこと」にすり替わってしまった典型的な例です。私たちは、あくまで「投資」として空き家を扱います。その本質を見失わないためにも、最初の目標設定が何よりも重要なのです。

私が「月3万円の副収入」から始めた理由|小さな成功体験が継続の鍵

私自身、最初から大きな目標を掲げていたわけではありません。本業の傍ら、「まずは月3万円の副収入があれば嬉しい」という小さな目標からスタートしました。最初の1軒を無事に再生し、入居者が決まって、初めて家賃が振り込まれた時の喜びは今でも忘れられません。

この「小さな成功体験」が、次の物件に挑戦する大きなモチベーションになります。いきなり大きな目標を立てる必要はありません。まずは達成可能な小さな目標を立て、それをクリアしていく。この繰り返しが、気づけば大きな資産形成に繋がっていくのです。

著書『儲かる!空き家・古家不動産投資入門』で語る「守破離」の考え方

武道や芸事の世界には「守破離(しゅはり)」という言葉があります。これは、物事を習得するプロセスを示したものです。

  • : まずは師の教えを忠実に守り、基本の型を徹底的に身につける段階。

  • : 次に、その型を自分なりに応用し、他の良い教えも取り入れて発展させる段階。

  • : 最後に、基本から完全に離れ、独自の新しい道を切り拓く段階。

空き家投資の勉強も全く同じです。まずは成功している人のやり方を徹底的に真似る「守」から始めるのが、成功への最短ルート。自己流でやろうとすると、必ずどこかで壁にぶつかります。私たち協議会が提供しているノウハウは、2,371棟以上の実績に裏付けられた「型」です。まずはこの型を信じて実践してみてください。

ステップ1:まずは全体像を掴む「基礎知識インプット編」

最初の1冊はどれ?理事長が本気でおすすめする書籍3選

世の中には数多くの不動産投資本がありますが、初心者の方はまず、空き家・古家投資に特化した本を1〜2冊読んで全体像を掴むのが良いでしょう。私が執筆した書籍も、まさにこれから始める方向けに書いています。

  • 『地方は宝の山! リスクを極限まで抑えて儲ける「空き家・古家」不動産投資』

  • 『儲かる!空き家・古家不動産投資入門』

これらの本では、私がどのような考えで、具体的にどうやって物件を再生してきたのか、そのノウハウを余すことなく公開しています。まずはこうした書籍で、空き家投資のビジネスモデルの全体像を掴んでください。

YouTube・ブログで情報収集する際の注意点|玉石混交の見分け方

今やYouTubeやブログでも手軽に情報を得られますが、注意が必要です。発信されている情報が、その人の成功体験だけに偏っていたり、再生数のために過激な内容になっていたりすることが少なくありません。

信頼できる情報かを見極めるポイントは、「再現性があるか」「リスクについても正直に語っているか」「発信者に確かな実績があるか」の3点です。一部の成功者の派手な話に惑わされず、誰にでも実践できる地に足のついた情報を選択する目を養いましょう。

最低限これだけは押さえたい3つの専門用語(利回り・再販・指値)

たくさんの専門用語を一度に覚える必要はありません。まずは、現場で頻繁に使うことになる以下の3つだけ、確実に理解しておきましょう。

  1. 利回り: 投資額に対して、どれくらいの収益が見込めるかを示す割合です。計算方法はいくつかありますが、まずは「年間家賃収入 ÷ 物件価格」という表面利回りの考え方を覚えておけば十分です。

  2. 再販: 購入した物件をリフォームして、賃貸に出すのではなく売却することです。短期間で大きな利益を得られる可能性がありますが、空き家投資では、まずは長期的に安定収入を得る賃貸(インカムゲイン)を目指すのが王道です。

  3. 指値(さしね): 物件を購入する際に、売主が提示する価格(売値)に対して、買主側が「この金額なら買いたい」と希望する価格を伝えることです。空き家投資では、この指値交渉が非常に重要になります。

なぜ知識は30%でいいのか?インプット過多が行動を妨げる理由

私が常々お伝えしているのは、「知識30%、経験70%」ということです。勉強熱心な人ほど、知識を100%にしてからでないと行動できない「インプット過多」に陥りがちです。しかし、不動産投資の知識はあまりにも範囲が広く、全てを網羅することなど不可能です。

完璧な知識を求めて行動できないでいる間に、良い物件はどんどん他の人の手に渡ってしまいます。基礎的な知識を30%程度インプットしたら、あとは実践の場で経験を積みながら学んでいく。このスピード感が、空き家投資で成功するためには不可欠です。

ステップ2:体系的に学ぶ「セミナー・講座活用編」

無料セミナーと有料講座、初心者はどちらに参加すべきか

書籍やネットで基礎知識を得たら、次のステップはセミナーや講座で体系的に学ぶことです。無料セミナーは気軽に参加できるメリットがありますが、多くは集客が目的であり、核心的なノウハウは有料講座でしか明かされないことがほとんどです。

本気で空き家投資を事業として始めたいのであれば、自己投資と捉えて有料の講座に参加することをおすすめします。時間もお金も有限です。断片的な情報を集めて遠回りするよりも、実績のある講座で一気に学んだ方が、結果的にコストパフォーマンスは高くなります。

受講者満足度95%以上!古家再生投資プランナー認定講座とは?

実は、私たちが提供している「古家再生投資プランナー認定講座」は、まさにこの体系的な学びを実践するために開発したものです。この講座では、物件の探し方から、リフォーム、客付け、出口戦略まで、空き家投資に必要な全てのノウハウを、誰でも再現できる形で提供しています。

単なる知識の提供だけではありません。全国の認定講師や、同じ目標を持つ仲間と繋がれるコミュニティとしての機能も大きな特徴です。受講者満足度が95%以上という数字が、その価値を証明しています。

講座でしか得られない「再現性の高いノウハウ」の価値

私たちの講座で教えているのは、単なる不動産知識ではありません。2,371棟以上の再生実績から導き出された「勝ちパターン」です。例えば、どのエリアの、どんな物件を、いくらで購入し、どこに、いくらでリフォームを発注し、いくらの家賃で貸し出すか。この一連の流れが、具体的な数字と共に標準化されています。

この「再現性の高いノウハウ」こそが、講座で学ぶ最大の価値です。これがあれば、不動産投資が未経験の方でも、大きな失敗をすることなく、着実に資産を築いていくことが可能になります。

良いセミナー・悪いセミナーの見極め方|3つのチェックポイント

世の中には様々なセミナーがありますが、参加する前に以下の3点をチェックしてください。

  1. 実績は十分か: 登壇者や主催団体に、信頼できるだけの十分な実績があるか。

  2. 再現性はあるか: 一部の天才にしかできないような話ではなく、誰もが実践できる内容か。

  3. コミュニティはあるか: 学んだ後に相談したり、情報交換したりできる仲間や場が提供されているか。

この3つの基準で選べば、大きく間違うことはないでしょう。

ステップ3:知識を確信に変える「現場での実践学習編」

空き家投資の勉強は「現場がすべて」と断言できる理由

ステップ1と2で得た知識は、いわば自動車の教習所で学んだ交通ルールのようなものです。それだけでは、実際に路上で運転することはできませんよね。空き家投資も同じです。本やセミナーで学んだ知識は、現場で使って初めて「生きた知恵」に変わります。

物件の状態は、一つとして同じものはありません。雨漏りの跡、床の傾き、シロアリの被害。これらは、現場で五感をフル活用して初めて感じ取れる情報です。不動産が「リアルエステート(現実の資産)」と呼ばれる所以です。机の上でいくら勉強しても、この感覚は絶対に身につきません。

プロと巡るから意味がある!全古協「物件見学ツアー」の絶大な効果

そうは言っても、初心者が一人で物件を見に行っても、どこをどう見ればいいか分かりません。そこで絶大な効果を発揮するのが、私たち協議会が全国で開催している「物件見学ツアー」です。

このツアーでは、経験豊富な古家再生投資プランナーと一緒に、実際に売りに出されている物件やリフォーム中の物件、再生が完了した物件を巡ります。プロがどこを見て、何を判断しているのかを間近で学ぶことができるのです。「この柱の傷はシロアリの可能性がある」「この床のきしみは根太の補強が必要だ」といったプロの視点をインストールすることで、物件を見る「目」が劇的に養われます。

物件を見る前に準備すべきこと|「なんとなく」の見学は時間の無駄

ただ、なんとなくツアーに参加するだけでは効果は半減します。参加する前には、必ず自分なりに「この物件ならいくらで指値するか」「どこをリフォームしていくらかけるか」という仮説を立てておくことが重要です。

そして、ツアー当日にプロの考え方と自分の仮説を比較検討する。この「答え合わせ」の作業を繰り返すことで、あなたの目利き力は飛躍的に向上します。準備なく参加するのは、地図を持たずに航海に出るようなものです。

累計2,371棟の実績から生まれた「見るべき」5つのチェックリスト

現場で見るべきポイントは無数にありますが、初心者のうちは、まず以下の5つに絞ってチェックするだけでも十分です。

  1. 構造: 基礎に大きなひび割れはないか。建物は傾いていないか。

  2. 雨漏り: 天井や壁にシミはないか。

  3. シロアリ: 柱や土台がスカスカになっていないか。蟻道はないか。

  4. 給排水: 水回りは正常に機能するか。配管からの水漏れはないか。

  5. 境界: 隣地との境界は明確になっているか。

これらは、リフォーム費用に大きく影響する重要なポイントです。

ステップ4:学びを加速させる「仲間とのアウトプット編」

なぜ一人でやると9割が挫折するのか?

空き家投資は、孤独な戦いになりがちです。物件探しからリフォーム、客付けまで、多くの判断を一人で下さなければなりません。思うように物件が見つからなかったり、予期せぬトラブルが発生したりすると、モチベーションを維持するのが難しくなり、多くの人が途中で諦めてしまいます。

人間は弱い生き物です。一人で走り続けるには、相当な精神力が必要です。だからこそ、共に学び、励まし合える「仲間」の存在が不可欠なのです。

同じ志を持つ仲間と繋がることの計り知れないメリット

仲間がいれば、分からないことを気軽に相談できます。自分が知らない情報を教えてもらうこともあります。誰かが成功すれば「自分も頑張ろう」と刺激を受け、誰かが失敗すれば「自分は同じ間違いをしないようにしよう」と学ぶことができます。

また、リフォーム業者さんや不動産屋さんといった、一人では中々出会えない専門家との繋がりも、仲間を通じて広がっていきます。このネットワークこそが、お金では買えない貴重な資産となるのです。

私たち協議会が「日本最大級のコミュニティ」であることの本当の意味

私たち全国古家再生推進協議会には、現在18,588名以上の会員が在籍しています。これは単なる会員数ではありません。18,588通りの知識、経験、そしてネットワークが結集した、日本最大級の知のプラットフォームです。

このコミュニティの本当の価値は、誰かが成功すれば、そのノウハウが瞬時に共有され、全体のレベルが上がっていく点にあります。一人で悩む必要は一切ありません。あなたが直面するであろう問題のほとんどは、既に誰かが経験し、乗り越えています。その答えが、ここにはあるのです。

成功事例を共有し、失敗談から学ぶ文化があなたを成長させる

私たちのコミュニティでは、成功事例はもちろんのこと、失敗談も積極的に共有する文化が根付いています。誰かの失敗は、他の全員にとって貴重な学びの機会です。こうしたオープンな文化があるからこそ、会員は安心して新しい挑戦ができ、コミュニティ全体として成長し続けられるのです。

ステップ5:学びから実践へ「シミュレーションと行動計画」

机上で完璧な「事業計画」を立ててみる

ステップ4までで得た知識と仲間からの情報を元に、一度、机上で完璧な事業計画を立ててみましょう。物件価格、リフォーム費用、想定家賃、諸経費などを全て洗い出し、具体的な収支シミュレーションを作成します。

この作業を通じて、自分の知識のどこが足りないのか、何が曖昧なのかが明確になります。この段階では、まだ実際にお金が動くわけではないので、何度でも失敗できます。ここで徹底的にシミュレーションを繰り返すことが、現実での大きな失敗を防ぎます。

物件購入からリフォーム、客付けまでの流れを徹底シミュレーション

事業計画ができたら、次は行動のシミュレーションです。物件情報をどこから得るか、不動産屋さんにどうアプローチするか、リフォーム業者さんとどう打ち合わせるか、入居者募集はどう行うか。一連の流れを、頭の中で具体的に思い描いてみてください。

「誰に」「何を」「どのように」伝えるかまで具体的に考えることで、いざ行動する際の迷いがなくなり、スムーズに事が進みます。

最初の一歩を踏み出すための具体的なアクションプラン作成

シミュレーションが終われば、あとは行動するだけです。しかし、いきなり「物件を買う」ではハードルが高すぎます。まずは、もっと手前の、誰でもできるレベルまで行動を分解してみましょう。

  • 「今週末、興味のあるエリアの不動産屋さんに3件電話してみる」

  • 「来月の物件見学ツアーに申し込む」

  • 「1週間以内に、書籍を1冊読み終える」

このような、具体的で、期限が明確なアクションプランを立てることが、最初の一歩を踏み出すためのコツです。

失敗を恐れないマインドセットの作り方

空き家投資に失敗はつきものです。想定外の修繕費がかかったり、入居者がすぐに見つからなかったり。しかし、それらは「失敗」ではなく、次にもっと大きな成功を収めるための「データ収集」です。

最初から100点満点を目指す必要はありません。60点でいいので、まずはやってみる。そして、走りながら改善していく。このマインドセットが、あなたを成功へと導きます。

まとめ:空き家投資の勉強は「知る」から「やる」へ

本記事で解説した「5つの学習ステップ」の総復習

最後に、今日お伝えした最短ロードマップを振り返りましょう。

  1. 目標設定: なぜ学ぶのかを明確にする。

  2. 基礎知識: 本やネットで全体像を掴む(知識は30%でOK)。

  3. 体系的学習: セミナーや講座で再現性の高いノウハウを学ぶ。

  4. 現場学習: 物件見学ツアーなどでプロの視点をインストールする。

  5. 実践と仲間: コミュニティでアウトプットし、小さな一歩を踏み出す。

この5つのステップを順番にこなしていけば、未経験の方でも迷うことなく、着実に空き家投資家への道を歩んでいくことができます。

知識はあくまで道具。本当の学びは行動の先にある

いくら優れた道具を持っていても、使わなければ意味がありません。空き家投資の知識も全く同じです。本当の学びや、人生を変えるような経験は、いつだって行動の先にしかありません。この記事を読んで「勉強になった」で終わらせるのではなく、ぜひ今日から何か一つでも行動に移してみてください。

次のステップ:まずは古家再生投資プランナーの入門セミナーから

「最初の一歩が分からない」という方は、まずは私たち協議会が開催している入門セミナーに参加してみてください。この記事でお伝えした内容を、さらに詳しく、具体的に解説しています。オンラインでも参加できますので、全国どこからでもご参加いただけます。

あなたの挑戦を、私と18,588名の仲間が全力でサポートします

あなたは一人ではありません。全国には、あなたと同じように未来を変えようと一歩を踏み出した18,588名の仲間がいます。そして、私たちがいます。あなたの挑戦を、私たちは全力でサポートすることを約束します。一緒に、空き家投資を通じて、豊かで安定した未来を築いていきましょう。あなたの参加を心からお待ちしています。

POST: 2025.10.19