不況に強い!(一社)全国古家再生推進協議会のビジネスモデル

みなさんこんにちは。

(一社)全国古家再生推進協議会の大熊です。

少しづつコロナウィルスの感染が収束に向かっているように言われ始める今日この頃、いかがお過ごしでしょうか?このコロナウィルスはとても多くの業種に甚大な被害をもたらし、7割経済とも言われていますが、これから少しづつ経済の再開が行わていく中で、その前の状態には戻らずマイナスからのスタートと言われています。

「空き家・古家物件見学ツアー」もオンラインで開催

当協議会でも、主要なイベントである「空き家・古家物件見学ツアー」は、多人数が車中で終日過ごす運営形態である事から、2月から開催を控えましていましたが、今は、オンラインでの開催に切替ております。特に臨時で開催する「空き家・古家物件見学ツアー」は、オンラインでの開催の方がニーズとマッチしている感じがしました。7月になってからは、リアルでの開催も再開していっております。さて、今日は再生物件の入居についてよく問い合わせを頂きますので、その点について近況をお伝えしたいと思います。

1月は普通に経済は回っていました…

上記でお伝えの通り、1月は普通に経済は回っていました。賃貸業界も同様に1月は、2月3月での引っ越しをご検討される方々の問い合わせや内見、申し込みも通年通りありました。12月や1月に内見や申し込み等を行われた方々の引っ越しは、予定通り行われており、当方の介在する件に関していえばキャンセルも目立つ件数はなく、予定通りに引っ越しされていました。

そして、これが2月前半には、全てが止まりました。問い合わせの件数も激減しましたが、2月後半からは、今までと違う内容のお問い合わせを頂くようになりました。

今までと違う問い合わせ内容とは?

2月後半から入りだした、今までと違う内容のお問い合わせについて整理しすると…

  • 元々引っ越しの予定は無かったが、検討し始めた。
  • 場所には大きなこだわりはない。
  • 今よりも広い家に引っ越したい。
  • そして家賃を下げたい。

このような傾向があることが解りました。

問い合わせの中には、渋谷付近、池袋付近にお住いの20代や30代の方が、現在の居住区から電車で一時間弱離れ、駅から徒歩20分の戸建てに引っ越しという件もあります。

個々の内容には、これ以上触れませんが、理由の中には…

  • 失業したから…
  • フリーランスで働いていて現状仕事がないから…
  • 会社がテレワーク主体となり、毎日出勤する勤務形態ではなくなった…
  • テレワークに対応するにはワンルームでは周囲に生活感が出てしまう為、仕事部屋が欲しい。

といった時節柄の内容もありました。

その他には、別々でお住まいのご兄弟が一緒に住む事として、広い戸建てを探している。等、総じて家賃を下げることを目的としている事が見て取れます。

引っ越しの繁忙期が今頃到来?

緊急事態宣言が解除されて、当初転勤の予定があり引っ越しの必要の有った方々が、「外出制限下で物件探しができてなかったが、解除されて(遅れながらも)転勤の手続きを始めた」と推測できます。通常繁忙期によくあるご相談が、今まさに増え始めているのです。

さらに、それと相まって家賃を下げる為の問い合わせも重なり、二回目の繁忙期が今まさに来ている状況となっています。

最後に…

2月当初は、これからどうなっていくのか?ととても心配もしておりました。しかし、現在のこの状況となり、

  • 家賃を下げたいという事
  • 低い賃料の戸建てに問い合わせが増えるという事

は収入減少などが要因ということになるので、決して喜ばしいことではありません。しかし、少なからず我々が日々作り上げてきているコンセプトの戸建てが、そのようにお困りの皆様のお役に立てているという一点においては、改めて意義があるビジネスであると実感しているところです。

また、そこから見えてくるのが当協議会が推奨しているこのビジネスは不況に強いと改めて思いました。


POST: 2020.07.14