【事例】空き家ってこんな値段で買えるの?@中部地区エリア

こんにちは。一般社団法人 全国古家再生推進協議会 理事長の大熊重行(おおくま

しげゆき)です。本日のテーマは「空き家ってこんな値段で買えるの?」についてです。それでは参りましょう。

ツアーでの驚いたこと

当協議会では空き家再生投資に関する情報を常日頃発信しています。今回も、当社団法人の認定再生士3名をお招きしてやり取りを抜粋しつつ、名古屋や岐阜などの中部地方のツアーの特徴や雰囲気をお伝えしていきます。題して「中部地区物件見学ツアー3エリア合同対談」です。中部エリアの中でも可児・多治見エリア、岐阜・一宮近郊エリア、各務原・犬山近郊エリアの3ツアーを担当する再生士さんの集まりです。

古家見学ツアーにおいて驚いたことは何か?との大熊の問いかけに対し、中村さんは、自分は工事会社からのスタートなので不動産自体はよくわかっていなかったが、物件には定価がないのだなと感じたのが一番最初だったとのこと。相場というものはあるものの、さまざまな事情があるため、この金額で売りたいというようなものが重要だと思うとのこと。

大熊「とんでもない金額が通ったりとかするのもありますね。」

中村「あります(笑)」

大熊「これは空き家投資の醍醐味(だいごみ)ですね。」

中村「そうですね。愛知県とか土地としてさばきやすいところっていうのは値段が張るんですけど、やっぱりそうやって可児もそうですけど、ニーズがある中で安く買えるっていうのは賃貸としては一番いいのかなと思いますね。」

森さんは驚いたこととして、初めて参加したプランナーの人はどこを見れば分からないのでドアノブを見たりすることなどを挙げました。しかしそうした人であっても、毎月ツアーに参加していくとリフォーム金額を当てたりとか、どこをこう修繕すればいいなどとわかるようになってくるそう。本を読むよりも実際に現場を見ることでスッと身体に入ってきたとのこと。「習うより慣れろ」とはこのことでしょうか。

記憶に残るゴミ屋敷

今まで記憶に残っているような、良いことも悪いことも含めて楽しかったことを聞かれた際、森さんはテレビで見るようなゴミ屋敷がずっと鮮明に覚えているとのこと。足の踏み場もない、テレビでしか見たことなくやらせかと思っていたレベルのものが、実際に売りに出ていたとのことで、それが綺麗に再生されてしっかり入居者もついて。それがすごいなと思ったとのこと。

大熊「その辺、本当に変わり様っていうのは楽しいですよね。それで入居者まで決まるとね。」

森「そうですね。ビフォーアフターの差がえげつないっていうのが楽しいですね。」

大熊「その辺、中村さんどうですか。」

中村「僕もすごいゴミ屋敷とか、いろいろ実際決まって高利回りで回ったやつとかもあるんですけど、僕は物件を探していて一番思うのは、雨漏りしていたりとか床が抜けているとテンションが上がるんですよね。」

森「変態になってる変態に(笑)」

中村「まあ変態なんですけど(笑)原因が分かっていればそれを直すだけなんですけど、原因が分からないのが失敗談として、埋設されている吸水管関係は正直分からなくて、実際電気水道を通した後にそこが事故として出て、プランナーさんと一緒に協議しながらやったりっていうのも実際あるので。見えないところが古家は怖いかなっていうのはあるんですけど、それも自分の経験値と説明とで一緒に物件を購入して再生していく、というのが大事かなとこの1年で思いましたね。」

ツアーの懇親会の雰囲気

3エリアの全てを見たことのある堀川さんに対し、大熊は他のエリアの感想を聞きました。

堀川「はい。森さんの可児・多治見エリア、中村さんの岐阜・一宮エリアを見させていただいています。岐阜、多治見、可児っていうのは僕めちゃくちゃ地元なんで、さっき森さんの話聞いててものすごく納得っていうか。最初はどちらかというと山の中で、車がないとどうにもならないんで、言い方悪いですけど“あんなとこ”って正直思っていたんですけど(笑)やっぱりやってみなきゃわかんないもんだなって話聞いてて。岐阜でも岐阜市ってほんと広いですよね。中心部から車でだいぶ・・・。」

中村「40分ぐらい走ります。」

堀川「ですよね。同じ市で40分走るって・・・。ただやはり僕の住んでいる春日井市ですと、40分走ると普通に名古屋市中心部に行けてしまうんですけど、岐阜の方もそういうもんなんですねきっと。慣れているというか、車で1時間とか40分ぐらい走るのは普通っていう感覚なんですよね。」

中略

大熊「なるほど。多治見の方はどうですか。」

堀川「僕、山を越えてすぐ多治見市で、知り合いだったり親戚等もいてよく行ってる町なので、あんまり意識はしたことなかったんですけれども、多治見って結構飲食店さんとかで穴場って伺って。最近では注目されている飲食店さんとかも春日井とか名古屋とかから、わざわざ多治見に出かけるとか、“ここおいしいよね”って言われているところが多治見市だったり。逆に町からわざわざ多治見に行く方も増えていたり、普段遊びに行ったりとか、食べに行ったりとか、大きな商業施設も今造っていたりとかで、これからさらに化けてくるんではないかなって。近いですし本当にいいなって思いますね。」

懇親会でそうしたお店を使うこともあるそうですが、しっぽりした感じであまり懇親会むけではないそう。多治見エリアはウナギが結構美味しい店が多いとのことです。

森さんも中村さんも、他のエリアは面白いと思うことも多いそうです。

まとめ

今回も、3人のお話から中部地区の雰囲気などをお伝えしてきました。何も分からなかった人がツアーに参加することで実践的な知識を得ていく過程もお話から見えてきたと思います。再生士さんの力も借りながら空き家再生投資を進めていきましょう。

以上説明した内容については以下動画でも解説しています。
良かったら以下よりご覧ください。
https://zenko-kyo.or.jp/youtube/in-3-2/


POST: 2023.01.29

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