こんにちは。一般社団法人 全国古家再生推進協議会 理事長の大熊重行(おおくま
しげゆき)です。本日のテーマは「借金をせずに1億円の資産を確実につくる再現性100%の情報」についてです。それでは参りましょう。
「1億円の資産を作る」を現実的に考える
借金をせずに1億円の資産を確実に作れます。再現性は100%です。
このように聞いて皆さんはどう思うでしょうか。なかなか非現実的だと考えられるのではないでしょうか。世の中には、大きな資産を築く方法としてさまざまなコピーが出回っています。たった5年で家賃収入7,000万円、高利回りボロ家投資法など枚挙にいとまがありません。しかし考えてみれば分かるように、そのほとんどは非現実的なものです。過大なリスクをとっていたり、その人にしかできないことだったりするわけです。普通のサラリーマンや個人事業主ができる範囲で、再現性100%で、借金なしで資産1億円を作るなんてこと、現実的に出来るのでしょうか?
利回りから逆算すると
まずは実質利回り10%で考えると、リフォームと物件代含めて600万円で投資して、月に6万円の家賃を得るということです。600万円投資して年間72万円なので表面利回りは12%です。12%ですと、実質利回りは1〜2%の差なので10%ということになります。全古協では、表面利回りはおおよそ12%〜15%のため、非常に現実的な範囲での数字となっています。
そして大きな資産を築くために必要なのが継続して購入するということです。全古協では、会員の5人に1人は2軒以上購入しているというデータがあり、5年で20軒以上購入しているという人も数名いるので、非現実的ではありません。
実質利回り10%ですと毎月5万円ずつ貯まります。年間にすると60万円です。これをずっと繰り返していくと、やがて600万円貯まることになります。そうすると、そこからは家賃収入が倍入る計算ですから半分の年数で次の物件を購入できるのです。これをずっと繰り返していくと、35年目には18軒の物件を購入することが可能になるのです。そして、それまでに受け取った家賃収入は全て物件の購入に充てているので、この時点での累積の家賃収入が1億円ということは、資産1億円を実現できていると言えるのです。最初は2軒目を購入するまでに10年かかり、長い道のりと思うかもしれませんが、1億円の資産を実現すれば家賃収入は108万円にもなります。
もちろん、実際問題として家賃を全てつぎ込んで買った物件が資産価値をそのまま保ち続けるわけではありませんし、色々な費用がかかってくるのですが、それでも比較的現実的な数字と言えるでしょう。
あくまで無理をせず自分のペースで
現実的に、35年ぴったりでこの目標を達成するとか、そうした点に固執する必要は必ずしもありません。人によって余裕も違いますし、レバレッジの掛け方も違ってくるでしょう。控えめにやれば、35年は短すぎると思うこともあります。一方で、攻めであればこの構図を作った上で、無借金というポイントを変える、例えば最初の方に借入を利用して物件の購入スピードを高めるなどすることで年数を短縮したり物件の購入数を増やすことができるでしょう。
あくまで無理をせずに自分のペースを保つことをおすすめします。
まとめ
今回は、借金をせずに資産1億円を作る、再現性100%の方法という強気なテーマでお話ししてきました。もちろん、絶対100%の再現性!というよりも、限りなく100%に近い再現性の方が正しい表現かもしれません。しかしいずれにせよ、ある程度無理のない想定でもかなりのところまで行けるというシミュレーションをしておけば、今後の不動産投資のモチベーションは確実に上がっていくことでしょう。
以上説明した内容については以下動画でも解説しています。
良かったら以下よりご覧ください。
https://zenko-kyo.or.jp/youtube/100-1/
POST: 2022.05.21