【解説】経営者の方々のための空き家古家再生投資について

こんにちは。一般社団法人 全国古家再生推進協議会 理事長の大熊重行(おおくま しげゆき)です。本日のテーマは「経営者の方々のための空き家古家再生投資」についてです。それでは参りましょう。

経営者の方々のための空き家古家再生投資について

私が中小企業の経営者として空き家古家再生投資に取り組んだ経験から、財務安定や新規事業の展開、経営者自身の成長につながる効果が見られました。一つの業種・事業だけで経営を続けることが難しい現代において、複数の業種を手掛けることでリスクヘッジが可能になります。コロナ禍を通じて、一つの業種に依存する経営は大きな外部要因に対して脆弱であることが明らかとなりました。

私はネットショップなど様々な事業を試み、最終的に空き家古家再生投資に特化した不動産業で成功を収めました。この投資手法を活用することで、中小企業や個人事業主の経営が安定し、副収入を確保できるようになります。これにより、経営者は必要に応じて自分の給料を減らすことで生き延びさせることが可能となるかもしれません。

私は空き家古家再生投資を始めた結果、売上は3倍、利益は70倍に増加し、実質家賃収入は1,700万円に達しました。このように複数の事業を展開することで、リスクヘッジが実現できます。

多様化するリスクに対処する

今後の経営環境は急速に変化し、4つのリスク要因が考えられます。1つ目は災害リスク、2つ目はイノベーションリスク、3つ目は国際リスク、そして4つ目は為替リスクです。これらの外部要因に対処するためには、副業が不可欠です。

今後の経営環境や外部環境は、非常に速いペースで変化することが予想されます。この変化に対応できるように、企業や個人事業主は、様々なリスク要因を理解し、対策を講じることが重要です。

まず第一のリスク要因として、災害リスクが挙げられます。地震や台風、洪水などの自然災害は、企業の経営や個人事業主の業務に大きな影響を与えることがあります。また、近年は気候変動が進行しており、これによる災害の頻度や規模も増大していることが懸念されます。企業や個人事業主は、このような災害リスクに対処するために、事業の多角化やリスク管理を行うことが求められます。

次に、イノベーションリスクについてです。テクノロジーの急速な進歩や新しいビジネスモデルの登場により、業界全体が大きく変化することがあります。企業や個人事業主は、このようなイノベーションリスクに対応するために、柔軟性を持った経営戦略や技術革新への取り組みが不可欠です。

第三のリスク要因は国際リスクです。国際情勢の変化や政治的な問題が、貿易や経済に影響を与えることがあります。例えば、現在の米中関係のように、国同士の対立が貿易摩擦を引き起こすこともあります。こうした国際リスクに対処するためには、海外展開や異なる市場への参入を検討することが有益です。

最後に、為替のリスクが考えられます。インフレやデフレが発生することで、企業や個人事業主の財務状況や仕事の状況が大きく変わることがあります。為替のリスクに対処するためには、安定的な収益源を確保することが重要です。

これらのリスク要因に対処するために、副業を行うことが有効であると考えられます。副業を行うことで、主業が直面するリスクに対する影響を緩和することができます。さらに、複数の収入源を持つことで、不確実な状況下でも収益を安定させることが可能です。

例えば、不動産投資、特に空き家古家再生投資を副業として行うことで、家賃収入を得ることができます。このような収入源は、経済変動に比較的影響されにくいため、企業や個人事業主の財務状況を安定させることが期待できます。また、副業によって得られる収入を利用して、新しい技術や市場に投資することで、イノベーションリスクに対処することも可能です。

副業を行うことによって、企業や個人事業主は、様々なリスク要因に対する耐性を高めることができます。これにより、経営の安定化や事業の成長が促進されるとともに、国家経済にも寄与することができるでしょう。

経営者や個人事業主は、これらのリスク要因を十分に理解し、副業の導入や事業の多角化を検討することが求められます。そして、副業や多角化が成功するためには、適切な知識やスキルの習得、情報収集、そして戦略的な計画が不可欠です。

まとめ

このシリーズは数回に分けて続けますが、経営者や、これからの方も含めて参考にしてみてください。

以上説明した内容については以下動画でも解説しています。
良かったら以下よりご覧ください。
https://zenko-kyo.or.jp/youtube/6838-2/


POST: 2023.04.23