不動産投資の難易度をグラフで解説!狙い目の物件は?

不動産投資を価格と入居者難易度でグラフにすると?

まずはこのグラフですが、縦軸は「価格」です。不動産の価格が高いということですね。

そして横軸が「入居難易度」です。不動産投資にとって入居者がつくか、つかないかということは一番の問題です。そこで収益が上がるかどうかが決まってしまいます。その難易度を大きな俯瞰の目で見たイメージのグラフになります。実際に個々の案件を見れば、このように明確な色分けにはならないのですが、私が考える不動産の難易度は、このような立ち位置になります。

物件ジャンルごとの特徴は?

まずは「一棟マンション」ですが、価格はもちろん高いです。難易度と言う意味では真ん中ぐらいです。「一棟マンション」ですから、何千万円とか、億単位が普通なので、種類にもよりますが普通のアパートよりは入居者はつきやすいと思います。

そして「店舗・オフィス」ですが、マンションや住宅よりも、「店舗・オフィス」は難しいです。例えば、一度開いたら1年くらい入らないとか結構あります。加えて景気に非常に左右されやすいので、この「店舗・オフィス」の入居難易度は非常に高い分類に入ってきます。

それと同じように「アパート」も非常に難しいです。住居系ではアパートが1番難しいです。特に、かなり古いアパートで、木造のアパートとか、軽量鉄骨でも文化住宅に近いようなアパートは非常に難しいです。

最近のアパートではマンション寄りのものもありますが、古いアパートで、特に木造アパートのようなところに入居をつけられるスキルが上がると、非常に強いです。どのような不動産を扱っても入居は付けられるでしょう。それぐらい「アパート」というのは難しいです。

そして、難易度は同じくらいですけれど「区分マンション」の一室だけの場合、難易度は真ん中ですが、価格としては一棟よりも低いですから融資面から考えると、現金でやりやすいという良さがあります。

横にあるのが「戸建て」ですが、「戸建て」は現金でやりやすいです。ただ、「区分マンション」とは価格に大きな差がありますので、価格が大きいかなと思います。
「中古戸建」の空き家投資に関しては、難易度も低いし、価格も低いという意味で、非常にやりやすいと思っています。ですから皆さんにお勧めしていますし、我々全国古家再生推進協議会としても積極的に取り組んでいます。

高利回りの狙い目物件は?

この星マークは、利回りの高いものに印をつけました。

「一棟マンション」や「区分マンション」というのは、なかなか今は利回りが取れません。特に都心部や、大都市圏の郊外であっても難しいです。
でも「戸建て」はまだまだ利回りが取れます。

「アパート」は多分一番利回りが高いと思います。特に古いアパート。先ほど触れた「木造アパート」とかは、難易度は高いですが、きちんと入居付けができたら、非常に高い利回りが取れて、利益が利益を生んで好回転していきます。!

そして「店舗・オフィス」もやはり利回りが高くなります。難易度は高いけれど利回りが高い代表です。

不動産投資初心者は戸建てを狙え!

「難易度が高いものは利回りが高い」というのが定説ですが、「戸建て」に関しては、「難易度が低いけど利回りが高い」のです。しかも低額でできる。不動産投資の初心者が一番取り組みやすいのが、この「中古戸建の投資」古家不動産投資です。

「戸建て」ばかり狙って買うというのでもいいですし、できれば初心者はこの「中古戸建て」古家不動産から投資を始める方がリスクは少ないと思います。

最後に…

今回も最後までお読みいただきありがとうございました。いかがでしたか?

グラフで見ると不動産の全容がイメージしやすかったりするのではないでしょうか。今回のブログの内容は動画でも詳しく解説しています。そちらもぜひご覧ください。


POST: 2021.03.6