物件詳細

【古家物件情報】

協議会と懇意にしている不動産会社の担当の方から、「古家を売りたい大家さんがいる」と連絡を受けました。物件の売主は年配のご夫婦で近い内に住み替えをする予定。そこで、現在お住まいのこの物件を手放し、住み替えする為の資金にしようとお考えでした。

こちらの物件の難点は場所です。大阪市内が一望出来るほど、山の上にあります。
物件自体は意外にキレイな状態でした。売主の方が元建築関係の仕事をしておられて、建物のメンテナンスはしっかりとされています。躯体も正常な状態です。「ボロボロでどうしようもない・・」と、言うよりは、「この場所に誰が住むのだろう」と、いうのが第一印象でした。

【20代の若き男性が物件の購入を決意】

協議会からの物件情報の案内に一人の会員が手を上げました。20代の若き男性Ｎさんです。
早速Ｎさんとこちらの物件の内覧に伺いました。やっぱり難点は場所です。山の上へと登る道はカーブが多く、車一台通るのがギリギリの幅です。しかし、Ｎさんは違いました。物件を購入することを決意。
Ｎさんの見解では・・入居者が付くまでに少し時間がかかると予想はつきます。場所は山の上と不利な条件です。ですがこちらの物件、敷地内に軽自動車なら止められる駐車のスペースがあるので、場所の問題はある程度クリア出来ると判断。場所が良ければ誰でも欲しがる物件と言っても過言ではないくらい躯体の状態は良好です。眺望の良さや静かな周辺環境を好む入居者もいます。駐車場があり、家賃を適切に設定すれば、入居者は必ず付くと確信を持っていました。

【リフォームは認定工務店の「お任せプラン」】

Ｎさんは入居者付けの営業や資金の調達など、工事以外の業務に集中したいと考えていました。そのような大家の方の為に、協議会の認定工務店では「お任せプラン」を用意しております。リフォームの予算を伝え、経験豊富なリフォーム工事スタッフが空間のデザインを創り上げます。
今回のリフォームでは「壁・床・天井」の室内全面をやり替え。室内全体を明るく「清潔感」をテーマに、築古物件とは思わせないデザインをイメージ。トイレは年式の古いタイプだったので、後々のクレームを考え取替えました。そして、壁には緑のアクセントラインを入れてたとえ短時間でもストレスを感じない空間を演出しました。

【リフォーム後2ヶ月で入居者が決定！！】

若いご夫婦とお子様の3人家族の入居が決まりました。子供はこれから成長時期になるので、マンションより家は大きくて、家賃も可能な限り安価な物件を探していたとのことでした。築古物件ですがそれを感じさせない空間を気に入って頂き、広さと家賃が希望に合致したため、場所の不便さは大きな問題にはなりませんでした。

今回のリフォームでは、認定工務店からこのような提案がありました。
築古物件でも「遊び心」や「オシャレ感」の視点を持ってリフォームを考案する必要があります。それは入居者が成約する時のポイントです。過去250件以上のリフォームと成約を決めてきた経験から、リフォームに差別化がないと、多くの競合物件の中から「ここに住んでみたい！」と思ってもらえません。
「自分達がやりたいリフォーム」ではなく「入居者に選んで貰えるリフォーム」が、成約に繋がる要素の一つだと。

お客様の声

【大家様の声】

私が資産運営に興味を持ったのは20代の半ばの頃、それから不動産投資を始めました。何もわかならいまま不動産やリフォームを勉強している時に、協議会認定工務店のカラーズバリューの担当の方と知り合いました。その方から、古家投資の魅力や将来の可能性、リフォームでお客様を感動させたエピソードなどいろいろ話を聞かせてもらい、すっかり古家不動産投資に興味をもったのが始まりです。

古家不動産投資は小額で始めることができてリスクは少ない。安心して計画的に大きな資産を築ける。「古民家再生」が、なぜトレンドなのか？その理由もよくわかる気がします。あれだけボロボロの物件を見事に再生するリフォームは何とも言えない。古民家をbefore/afterする体験の楽しさを、いろいろな人達と共感したいです。

若い世代こそ、チャレンジ精神旺盛に不動産投資をして行くべきだと私は考えます。年金問題のような悲しい話もありますが、明るい未来を手にするのも自分次第だと、私は思います。