【戸建てに住むメリットとは?】アパートマンション暮らしを辞め「空き家」に引越したら快適だった話
皆さんこんにちは!スーパードクターK、ではなく相談員Kです!
(古いですか?たまに読みたくなりませんか?)
寒い日が続きますね…
今日も家の近所のジョナサンでこのブログを書いております。ドリンクバー@432円大変有り難いですね。有難いことに結構色々な物件に携わらせて頂いておりますので、ブログを書く際、どの物件を題材にするかいつも悩みます。(書き始めるまでにタバコ4本、コーヒー3杯目です)
私事の話となりますが、実家を飛び出して(尾崎豊風)早20年、以降はアパートマンション暮らしでしたが、長年古家活用に携わらせて頂く中で、古家に住みたいな~と思っていましたが、なかなかご縁が御座いませんでした…
が!!!
ようやくご縁が成就し、昨年の春に古家に引っ越ししました。
今回は、そんなお話をブログにまとめています。是非ご覧ください。
目次
私の引っ越しは、物件を相続された方からのご相談がはじまりでした。
今回の物語は、とある町の物件を相続された方から、弊社にご相談いただいたところが始まりです。
ご相談の内容は、ご相続された物件が古く、また再建築できない為、どうしたら良いのか解らないというものでした。
本当のことを言うと…
ご相続された方は、弁護士さんで不動産へのご理解はあられるものの、何がベストチョイスか?を模索しているというものでした。
弁護士さんが相続した物件はこちら
あっ掘り炬燵!
今回の物件…いつも見ている物件よりは、比較的良い方だった
物件の状態は、写真の通り。いつも古家を見て回っておりますが、今回は、比較的良い方ですね。建物もしっかりしてましたし、既存物を活かしてクラシックな演出ができるな~と妄想がはじまりました。
こちらの物件、何より!!
商店街から一本入った場所にあり、
- まいばすけっとまで徒歩20秒!
- ファミリーマートまで徒歩30秒
- !焼き肉屋さんまで30秒!
- 最寄りの居酒屋さんまで徒歩10秒!
ワタクシ…
実は、実家が商店街で洋服店を営んでいまして、小さいころから商店街に親しみがあるというか、商店街こそ落ち着くものでとてもグッときました。(ここに引っ越す前に住んでいたアパートも中野区の商店街沿いでした!完全に商店街フェチです(笑))
弁護士の先生に相続された物件のお悩みを確認すると…
話は戻りまして、弁護士の先生にご相談内容を改めてお聞きすると…
こちらの物件は、再建築できないから売却しても金額がご意向程にはならないことは解っている。だから…
- 賃貸物件にしたいが可能なのか?
- リフォーム費用はいくら必要なのか?
- どれほどの家賃が設定できるのか?
ということを知りたい!という内容でした。
物件を確認しご予算感と想定する家賃をお伝えしました。
また、今回の物件は、ご相続されているのがお一人だけではないということでした。その為、一旦持ち帰っていただき、一旦ご検討されるとのことでした。
1年ほど経ったある時、改めてご相談いただきました。
年を越えて、1年ほど経つ頃合いに、改めてご相談をいただきました。その時は、リフォームの再検討となりました。
その時に、私が商店街もその物件の佇まいも気になっておりましたので、これほどのリフォームをして、これほどの家賃で私がお借受しますと提案しました。
「え!?」あなたが、この物件を借りるの?
先にもお伝えしましたが、私この物件、大変気になっておりました…(笑)そう!私が入居したいなぁ〜って!なので、ご提案させていただきました!
そしたら、もちろん「え!?」と驚かれておりましたよ…(笑)でも、ご提案内容内容にご承諾いただき、今回のリフォームを実施しました。
もちろんリフォームは、当協議会が認定する古家再生士Ⓡが実施
今回の物件のリフォームも、古家再生士Ⓡのホームスパースさんに実施して頂きました。
入居予定者(私(笑))としての要望は「古さを活かしてクラッシックな雰囲気に…」という要望をださせていただきました。
「古さを活かしてクラッシックな雰囲気に…」仕上げた物件はこちら
トイレを突き当りに移動しました。
玄関タイルはそのままです。雰囲気に合いました。コスト0で雰囲気は向上します。
これがしっくりキタときは一杯やりたくなります。
下駄箱は扉だけ変えました。
安い材料を買ってきて塗って取り付けただけ。
掘り炬燵は悩んですがね、ちょっと生活し辛いなと思いまして無くしました。
住んでみてやはり正解でした。
あえて色を選ぶならカラシ色をと要望しました。
おでんを連想する色合いです。
洗濯機置き場。
既存ではベランダでの利用でしたが、室内に設置していないと嫁に怒られます。(ここに引っ越すことは嫁には事後報告しました。まぁ呆れてましたがいつものコト)
という風にもともとトイレがあったスペースを脱衣スペースにしました。
トイレはもとの洗面台があった場所へ
とまあざっとこんな感じになりました。
3年ほど空き家になっていた物件…もっと早く入居を決めていれば…
今回の物件、リフォームが完了して私が住み始めるまでに3年ほど空き家になっていたそうです。リフォームに投じられた金額と家賃とでは、2年半で回収できますので、空き家になってから即実施していればその間だけで回収できていました。
しかし、そのリードタイムがあったからこそ私が住まわせて頂くご縁ができたので、その点は、感謝も致しておりますが、検討する期間も大事ですが、方向性を決めたらサッと動くと収支には大きな違いが出ることがお分かりいただけると思います。
私は、まあ何より大変気に入って住まわせて頂いております。(ありがとうございます。)
私が改めて感じた「戸建てに住むメリットとは?」
私が、戸建てに住まうようになりましての改めて感じたメリットですが…
- 出入りが楽(エレベータの待ち時間が今考えると苦)
- 自分の好きなテイストへ寄せ易い(家具なども含めてクラシックにしました)
- 玄関扉以外のスペースを使える(庭など)
私が改めて感じた「戸建てに住むデメリットとは?」
デメリットは、正直…私は思いつきませんでした。でも、強いて言うなら「やや浴室が寒い」くらいです。(笑)
すみません…
忘れておりました…
戸建てに住む最大とメリットをお伝えするのを…
最後に伝えたい…「戸建てに最大の住むメリットとは?」
戸建てに住む最大のメリットをお伝えすることを忘れておりました。それは、ズバリ、ご近所様とののコミュニケーションです。
以前は、アパートだったので殆どコミュニケーションはありませんでしたが、戸建てに住んでから増えました。
例えば…
夏に休暇で出かける際は、向かいのおばちゃんにお花の水やりをお願いしたり、逆にお願いされたり…(することの方が圧倒的に多い…)。その他にも、家の外でタバコ吸ってたら「そろそろやめなさい!」と言われたり。お醤油の貸し借りはありませんが、貰い物を分け合ったり。夏に我が家では庭でゴーヤを育てていましたが、そのゴーヤが出来すぎて配ったり。子供にクリスマスプレゼントとぬいぐるみをいただいたりも。
東京でもこういうコミュニケーションできるんだなーって、今となっては、すっごい楽しませて頂いております。
最後に…
今回、私が入居することにご了承いただいたご相談いただいた大家さま。本当にありがとうございました。毎日楽しんで過ごしております。今後とも何卒よろしくお願いいたします。
POST: 2018.02.20
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この記事を書いた古家再生士
梶原 暢介相談員
1982年3月30日生まれ。建設会社を営む家系の父と服飾業を行う家系の母のもとに産まれる。
母方の祖父が、自宅付近に子供たちを住まわせようと思い、戸建を3棟を建てるも、誰も住まわなかったことから、賃貸住宅にしたこという経緯で大家業を始める。