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「空き家・古家物件見学ツーin熊本エリア」を担当する古家再生士Ⓡと対談【vol.3】


(以下、今回の動画の書きおこしです。※動画を見られない!って方はこちらをご覧ください。)


オープニング================================================

【大熊】
一般社団法人全国古家再生推進協議会理事長の大熊です。

今日は熊本ツアーの再生士の方に来て頂いて、熊本の空き家再生の事情っていうのはどんなものかということを聞きたいなと思います。

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【平川】
今からプランナーさんになられる方通じるかと思いますし、いろいろやってきた中で感じたことをここに書いてるんですけれど、やっぱりまだまだ何と言っても田舎は競争がゆるいなぁということで、チャンスがたくさんありそうだなと。ただ、結構若い投資家さんが増えてきまして、その方たちもいろんなネットだとか本とかで多少は勉強してらっしゃるんですけれど、良いとこだけ見られて真似してやってみようっていう感じの方が多くて。ちょうど4番目に書いてますけど、とにかく安いっていうことに拘られて手も出やすいもんですからそうされてるんですけど、そういう人たちの声を聞くと、入居者の層がどうしてもあまりよろしくないと。入った1ヶ月目から家賃払わない人がいたりとか、それはそれで苦労はされていらっしゃるみたいですので、後で話しますけど、この全古協っていうひとつの出来上がった組織の中でやることの希少性っていいますか、そこの大切さみたいなことが、私たち自身もそういう人たちを見てきて、余計感じてるところではあります。

【大熊】
ここは僕らの理念でもある四方良しなんです。
やっぱり工事費を叩いてとかするんじゃなくて、お互い良いところで収めるってとこ、あるいは低家賃とか、工事費を抑えて入居者に家賃だけで我慢させてみたいなところじゃないんです。やっぱり満足してもらう形じゃないと、長く続かないと思うんですよ。ですから、ここは一人でやられてる方とか、先程言われた若い本だけ読んでやりはる方は、ちょっと危険なとこがあります。そういう方が増えると空き家投資の市場自体がそういう悪いものを提供してるんだみたいに思われるのは、我々としてはマイナスではあるなと思うんで、がんばって我々自身が活動を広げていくしかないんかなと思います。

【平川】
そうですね。そういう方たちとお会いしてお話した時にやっぱりこの全古協の理念に賛同してくれる人もいるんです。
なので、自分のやり方でそういうことを突き進めてやる方ももちろんいらっしゃいますけど、若い投資家の方たちにはこの理念をお伝えして、賛同される方はぜひ一緒にやれたらなぁと考えております。

【大熊】
そうですね。
本人自身も1番下に書いてるように、知識がなく動いていると大きなミスをどこかでしちゃう可能性があるんで、そういった意味でも仲間作りをしてチームを作ってやっていくことが大事かなぁと思います。

【平川】
そんな中で熊本でもぜひプランナーさんを増やしていきたいなって思ってるんですが、県外の方も熊本の物件をぜひ興味持って頂いて、実はちょっとここに書いてありますように、今後こういう物件を狙っていきたなと考えてますのでご紹介させて頂ければと思ってます。
ネットに出てる物件は、今競争はゆるいとはいえ、見てる人は見てるので、なかなか手頃な物件、安い物件っていうのはそうそうは出てはきません。空き家はたくさんありますので、いかにしてそれを掘り起こしていくかっていうのを、これからもっともっとやっていこうかなと思っておりますので、事前に相続の相談を承ったりとか、空き家管理なんかもこれからちょっとやりつつ、空き家のオーナーさんとコンタクトを取るようなことを、これからより強めていきたいなというふうに思っております。
それから先程申し上げましたように、大きな物件が出てきた場合は、そこの賃貸のニーズをあらかじめ予想して、そこにアプローチをしていったりとか、工事なんかもそこを見据えてメリハリをつけて生かしていって、利回りを上げるとかということも考えていきたいと。
あと、熊本市内の方にいくと、結構再建築ができないような物件もあったりしますので、そういうところは土地が高くても下がってきますので、そういう普通の人が扱えないような物件なんかも、どんどん狙っていきたいなというふうに考えてます。
それから土地だけ広いところは、もし道路状況が良くて分別できるんでしたら、駐車場とかあるいは住宅用地として売却をして、賃貸物件としてはこじんまりやって、資金を売却とかして次の物件にいくとか、いろんな格好をしながら工夫していきたいなと思っております。

【大熊】
なるほど。
これは地方特有のとこでしょうね。

【平川】
そうですね。あとはペット可にすると、入居の心配はまずいらないので、そういったところもプランナーさんに実績を示していきながら、よりそれで利回りも上げていけるような方向にしていきたいなというふうに考えています。

【大熊】
ペットのニーズが多いんですね。

【平川】
ものすごく多いです。

【大熊】
戸建飼いやすいですから。

【平川】
やっぱ寂しいんですかね?みなさん。

【大熊】
犬・猫どっちが多いですか?

【平川】
犬が多いですけど、先程の山鹿の物件ですね、あそこはオーナーさん自身が猫を飼ってらっしゃるので、猫もいいよと仰ってらっしゃったんです。

【大熊】
猫世帯が多くなってきてますから。

【平川】
猫までOKって物件は本当に少ないので強いと思います。

【川口】
大きい分、施工範囲っていうのはすごく大事になってくると思うので、メリハリをつけて、どこをやるかやらないかってのを判断して、利回りが出るかどうかっていうのも調整していきながら、考えていきたいなというところです。

【平川】
それではこれに続いてもうひとつお話させて頂きたいのが、熊本、より地方というところに目向けて頂きたいのでアピールさせて頂きたいんですが、なかなか田舎は入居が本当付くの?っていうご不安があられるかと思うんですけど、一番最初にお示ししましたエリアに関しては、賃貸の今申し上げたようにニーズだとか相場とかをちゃんと把握をしておりますので、そこをしっかりわかっていれば競争がそんなに激しくない分、チャンスは大きいかなと思っていますので、我々のわからないところではおすすめしないんですけど、わかってるエリアでは自身をもってお伝えできると思いますんで、ぜひ地方物件チャレンジしてほしいなと思います。
あとはまだまだお宝物件眠っている状態のもの、掘り起こしていきますので、これからどんどん物件出てくると思いますんで、可能性をぜひ楽しみにして頂きたいなと。
あとネットにあがる前の物件も増やしていきたいなと思っていますので、いわゆるいくらっていうふうに価格が決まった状態で下げて買い付けを出すっていうよりも、金額が決まってない段階でプランナーさんにご紹介をして、いきなり買い手さんがここにいて、この金額で買いたいけどどうですか?というような物件を増やしていきたいなと思っています。
それから再生事例を先程見てもらったと思いますけど、すごく、そういう面では優しい感じといいますか、女性目線のプランニングができますので、再生のほうも楽しみにして頂きたいと思っています。
それからもうひとつ、この組織を活用することが投資家さんにとって、メリットのあることだなと思いますので、私なりに感じる全古協を活用するメリットを最後にお話をさせて頂ければと思います。


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