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【Vol.1】空き家の売買をされている不動産会社(株式会社ヒトツボ様)にぶっちゃけ話を色々聞いてみた!


(以下、今回の動画の書きおこしです。※動画を見られない!って方はこちらをご覧ください。)


皆さんこんにちは。あなたの投資で社会が良くなる。一般社団法人全国古家再生推進協議会、理事長の大熊です。今回の対談は大家業をする上で1番大切と言ってもいいかもしれない不動産仲介業者の話をしていただきます。不動産仲介業は大きく分けて賃貸と売買があります。他の動画でも説明していますが、空き家再生は賃貸・売買ともにあまり喜ばれません。特に売買なんですけれども、その理由は手数料が少ないという事が1番大きな所なんです。ですから売買でもそうなんですけど、特に我々が大事にする入居者付けでは賃貸業者さんが喜ぶとか、メリットがあるとか非常に動きやすいそんな所が大事かなと思います。特に大手になるとノルマが顕著になりますし、会社の収益性も言われますので、賃貸業界の仕組みをしっかりと知っていただく、あるいは賃貸業者の担当者の状況をしっかりとオーナーさん側としても認識しておくことが大事かなと思います。だからこそ、低家賃や物件売買が小さい額であるとか、スケールメリットを生かす仕組みを作っているのがこの一般社団法人なんですけど、今回はそんな規模の経済を無視して、小さくても家賃が安くても、手数料が少なくても…はどうかわからないんですけども(笑)どんなことでも丁寧に対応していただける不動産業者の方との対談になっております。全古協の物件も数件案内、仲介をしていただいています。その辺もこの後聞きたいと思います。そして空き家の入居者の事や賃貸業界の裏側までちょっと聞いてみたいと思いますので、ぜひこの動画を最後まで見ていただきたいと思います。
実はこの方は私が所属している経営者の勉強会である中小企業同友会の知り合いでもあり、とても勉強熱心な経営者です。
それでは、不動産で全てを叶える!株式会社ヒトツボ代表取締役、明神永一郎さんです。

大熊氏:不動産で全てを叶える!株式会社ヒトツボ代表取締役、明神永一郎さんです。こんにちは。

明神氏:こんにちは。

大熊氏:よろしくお願いします。

明神氏:こちらこそよろしくお願いいたします。

大熊氏:まずは簡単に自己紹介をよろしくお願いいたします。

明神氏:株式会社ヒトツボの代表取締役をさせてもらっています、明神永一郎と申します。会社は大阪市の千林大宮谷町線の千林大宮駅から歩いて6~7分位の大宮1丁目というところでやっております。会社は今8期目なんですが、宅建業は途中で取ったので宅建を取って3年位のまだまだ不動産業者としてはペーペーの会社ではあります。主には賃貸及び売買の仲介、および一部賃貸管理やコインパーキングとかの事業もやっている会社です。よろしくお願いします。

大熊氏:まずこの社名ですね。株式会社ヒトツボというこのユニークな社名なんですけど、社名の由来をお聞きしたいなと思います。

明神氏:元々2013年に起業したときにやっていた仕事が、当時私は宅建士でもなかったし宅建業の免許も無くて、主にコインパーキングの企画や自動販売機の設置、管理をやっていました。それで当時の会社のパンフレットがあるんですけど、「一坪からの土地利用」っていうこういう冊子を持って営業していました。「空き地やビル、マンションとかの建物のデッドスペースが5000円や1万円になりますよ」という営業を今もやっているんですけど、それでそもそも商売を始めたので、そのパンフレットのヒトツボから(社名にしよう)っていう所を…というそこからでしょうね。そんなに考えてないです(笑)
宅建免許を取る時に一般のお客様との接点が増えるだろうし、増やしたいという思いがあったので会社名は変えるつもりだったんです。この時は合同会社だったので株式会社に変えるタイミングで会社名も変えてしまおうと思ってなんとなくヒトツボにしました。そんな感じです。

大熊氏:僕そのネーミングがすごく好きで!

明神氏:ありがとうございます。たまに蛸壺とか骨壺とか言われるんですよ(笑)「なんでそんな会社名にしたん?」と言われますよ。

大熊氏:不動産業界全般なんですけど、やはり売買で言えば何千万とか億とかものを扱って大きな収益を得たいと思う方がほとんどですし、大きな土地を扱いたいということで、賃貸でも売買でも先程言ったみたいに小さいものは後回しにしようという傾向が多いんですよ。そういった中で我々全国古家再生推進協議会も本当に小さい家が多いです。そういった古家をもう一度世に戻していこうみたいな活動をしていることもあり、そういった業者さんがおられるという事はありがたいなという思いがあります。
今日は明神さんご自身の個人的なこともお聞きしたいなと思います。まず、どんな学生でどんな仕事を将来したいと思っていましたか?

明神氏:生まれは四国の高知県で田舎なんですけど、過疎化著しい、いわゆる地方の田舎なんですけど、19歳から僕は大阪にいまして、大阪の方が長いんです。

大熊氏:大学進学で大阪に出てこられたんですか?

明神氏:僕は大学に行ってなくて、音楽…バンドを組んでライブハウスでやっていて、ちょっと都会に出てやろうという話になって4人で出てきたんですけど、1人は就職、1人は大学進学、僕ともう1人だけ「とりあえず都会だしバイトで食っていけるんじゃないの?」みたいなノリで出てきて、この4人で結局1度も集まる事無く、1回も集まらず…僕はその仲間と音楽をやるという目的もありつつ、田舎から出たいなとか、1人で自立して生きていきたいという思いの方が今思えば強かったんでしょうね、多分。ですからこっちでバイトをしながらこっちで友達ができてバンドも仲間に入れてもらって、アメ村とかでライブをやっていました。

大熊氏:なるほど。独立心が元々強かったという事かもしれないですね。

明神氏:そんなに深く悩むことも考えることもなく。

大熊氏:そうするとバイトとバンドをやりながら、最初に関わったのが不動産屋なんですか?

明神氏:いえ。不動産会社で働いた事はないです。

大熊氏:そしたらどういった経緯でこの付近の家に入られたんですか?

明神氏:最初は、当時阪神淡路の震災復興でマンションを凄く建てていた時期だったんですよ。今から25年前と言ったら。それで日雇いの荷揚げという仕事があるんですけど、石膏ボードとかの建築素材をただただ運ぶという日雇いの仕事があって、それで2年ぐらい飯を食っていました。その後就職して結婚して離婚して、転職して転職失敗して…といろいろあって(笑)いろいろあって結局2011年に「サラリーマンは俺には無理だな」と思ったんです。11年前にそう思って、当時は自販機の契約1本取ってきたらメーカーさんが5万、10万ポンとお金をくれて、それで2年位生計を立ててということをしていたら、例えば駐車場に自販機をおくと駐車場の地主さんやオーナーさん、マンションやビルなら管理会社や不動産屋さんとかと繋がりができていって、そこから徐々に不動産の仕事に関わるようになっていった感じです。

大熊氏:そういった意味では自動販売機なら一坪も無いくらいですね。

明神氏:そうなんです。今はメーカーさんに言っても自販機を置いてお金をくれるどころか設置すらしてくれないです。ただ僕は10年やっていて、自分が関わっている自販機の数があるので。

大熊氏:今もそれを続けてやっているんですか?

明神氏:やっています。やっているけど…それこそ同友会の友達に欲しいと言われた時だけとか、そんな感じなんですけど。ですから大熊さんの所も要るんやったらいつでも持っていきますね(笑)メーカーはちょっと選べないかもしれませんけど。

大熊氏:うちも自動販売機を置いていたんですけど、ちょっと入り組んだ所にあるので夜になったら物騒なんですよ。そこにポツンと自動販売機があると、それを狙って人が来るんですよ。それがちょっと危険だなと。お金を持っていかれる位なら良いんだけど、火をつけられたりするとね…燃えるものばかりなので。ちょっと防犯の意味では辞めておくってことになったんです。

明神氏:なるほど。そんな経緯で、最初は不動産の事は何もわからなかったんですけど、街でよく見かける空き店舗とか空き家などで、不動産屋さんの看板をよく見るじゃないですか。ここにテナントさんとか有効活用する人を斡旋するというか仲介するというか、それって仕事になるんだろうと思いました。それが不動産仲介業という事すら知らずにやっていて、でもなかなか決まらないですよね、当たり前ですけど。それでひょんなきっかけで色んな地主さんを繋いでくれる不動産屋さんと仲良くなって、パーキングとか駐輪場をやりだした感じです。

大熊氏:それをやりだしてから13年ぐらいになるんですか?

明神氏:2013年に創業という形をとっているので、9年ぐらいですかね。9~10年位です。

大熊氏:それで3年前に不動産…宅建を取られたという感じですね。会社の状況や業績はどんな感じですか?

明神氏:まぁトントン位です。利益がめっちゃ出ているわけでもなく、やっていけないほど辛いわけでもなく(笑)

大熊氏:(笑)なるほど。スタッフは?

明神氏:パート社員が女性3人と在宅でやってくれている子が1人と私だけなので、全部で5人かな。

大熊氏:全員女性らしいですね。何か良いんですか?

明神氏:正社員の必要性を感じてないんです。まだ会社のレベルや売り上げの規模的には全然自分でいけるんですけど、いろんな場面において1人か2人の方が事業としてやっていける可能性も広がるとわかっていたので、パートは近所の主婦の方でも良いから手伝ってくれたらなと思ってInstagramで人を集めました。

大熊氏:何か聞いていると、元々の不動産屋じゃない感覚が入っているような感じがしますね。

明神氏:そうですね。在宅の子は不動産屋さんの経験が結構あって、僕その子に間取り図の作り方を教えてもらったんですけど、その子以外は不動産屋のふの字も知らない子ばっかりです。

大熊氏:不動産業界に入る前と、入ってからの印象って何かあります?

(次回へ続くテロップ)

皆さんいかがでしたでしょうか。この続きは次の動画でもご紹介いたします。お楽しみにお待ちください。チャンネル登録していただければ公開のタイミングでご案内が届きますので便利です。それではまた!


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