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空き家所有者の7割が特に何もしないまま放置
国土交通省が出している資料として公表された調査結果で、空き家所有者の7割がそのまま放置していることが分かった。
その資料によると、調査対象者(1万5193人)のうち17.7%が空き家を所有していた。
内訳は、一戸建て(74.1%)が多く、立地は田舎(農山漁村地域)や郊外よりも市街地(35.5%)のほうが多い。
空き家になぜなったのか?その理由とは?
空き家となった理由は、
- 別の住宅に住み替えた後、当面は売却や賃貸をするつもりがないまま放置していた
- 親から相続したままだった
- あるいは別荘などとして購入したが使っていない
等といった状況が浮かび上がった。
当協議会では、家を相続した方からのご相談が増えているのもありますが
近年は、相続による空き家が多いように感じます。
空き家所有者のうち、71.0%の人は、特に何もしないまま放置
空き家所有者についてさらに詳しい情報として、
- 売却や賃貸などを検討しているのは24.0%
- 71.0%の人は特に何もしないまま放置している状況
さらに、その空き家を特に管理すらしていない人が12.8%もいていることが判明。
これが現在の空き家の実態です。
空き家は「売れない!」「貸せない!」は思い込み!!
空き家に関して、「こんな家売れないし。貸すことも出来ないでしょう」と最初から決めつけているのが多く感じます。実際に、当協議会で相談を受けている方々も最初は、皆さん良く言われます。
でも、我々が現場調査に行くと、ほとんどの物件が賃貸住宅としての再生が可能です。
しかも、高い利回りになる場合が多いです。
空き家を再生すると近隣住民の方に喜ばれる!
空き家のまま放置しておくと、家が傷んでいき防犯・防災などで地域に迷惑をかけます。
当協議会が関わっていた空き家の再生途中のお話ですが、
近隣の方に
- 「やっと誰か住んでくれるんだね。良かった。」
- 「いつも不安で心配だったの・・」
などと、お話していただき、喜んで頂けていると実感しました。
空き家も放置されつづけ、酷い場合には、匂いなど問題が発生しているところもありましたから余計にそう思われるのでしょう。
空き家は、使うことによって地域貢献になります。
そして、所有者は、空き家を使うことによって資産価値が上がります。
WINーWINの関係を創れます。
古いからと言ってもあきらめてはいけません。
使い方によっていくらでも価値が上がるのです。
当協議会は、特に都市部周辺の地域で多く空き家再生させていただいております。
そして、少しでも地域が活性化するように活動を広げていきたいと思っています。
最後に・・・
当協議会に相談をいただき、見事オーナーデビューをされた方の成功事例をご紹介。
こちらの方は、親からの家を相続したのですが、あまりのもボロボロでどうしていいのかわからず困っておられました。そして、どうしたら良いのかわからず、「2年間放置」されていました。
こちらの物件、結果としては、即入居も決まり、利回りも16%!オーナーさまにも喜んでいただけました。
内容について詳しくは、相続した重度のボロ状態の空き家を価値ある物件にリフォーム!をご覧下さい。
POST: 2016.10.11