こんにちは、(一社)全国古家再生推進協議会の認定サポーターでもあり、古家再生投資プランナーⓇでもある女性投資家Mです。
当協議会では毎月、古家再生投資プランナーⓇの方を対象とした「空き家・古家物件見学ツアー」を開催しています。
空き家・古家物件見学ツアーは年々対象エリアが広がっており、2020年は新たに4つの地域(小松・藤井寺・奈良・神戸)でツアーがスタートしました。
古家再生投資プランナーⓇのなかには、「新しいエリアってどんな感じだろう?興味があるけれど、その地域のことを全然知らないし、投資対象になるのかな…」と感じている人も多いのではないでしょうか?
今回は、新エリアのひとつである「石川県小松エリア」について調査してきました。この記事では、小松エリアの魅力をたっぷりご紹介したいと思います!
目次
空き家・古家物件見学ツアーin小松エリアの概要
空き家・古家物件見学ツアー「小松エリア」では、石川県西南部の小松市、加賀市、能美市、に渡る3市の物件を紹介しています。石川県内ではほかに金沢ツアーが開催されていますが、金沢ツアーの対象エリアである金沢市よりも、県の南に位置する地域が対象です。
石川県小松市は「住みよさランキング」で全国8位!
小松エリアの特長のひとつは、住環境の良さが挙げられます。
東洋経済「都市データパック」編集部が毎年発表している「住みよさランキング2020」によると、小松市はなんと全国8位、そして能美市は全国10位にランクインしています。同ランキングでは、安心度・利便度・快適度・富裕度の4指標から総合点を算出しており、とくに、小松市は富裕度、能美市は快適度の高さが評価されています。
なお、ランキングのトップ10のうち、半数を石川県の市が占めており、石川県の住みよさの高さを表しているといえます。
参照:東洋経済オンライン「「住みよさランキング2020」全国総合トップ50」
石川県小松市は他地域からのアクセス抜群
小松エリアの二つ目の特長は、他地域からのアクセスの良さです。
関西からはJRの特急サンダーバードで行くことができ、大阪駅から小松駅までは直通で約2時間半の距離です。一方、関東からであれば、飛行機が便利です。小松市には小松空港があり、小松空港から小松ツアーの待ち合わせ場所であるJR小松駅までは、バス約10分でアクセスできます。
また、2023年春には北陸新幹線の延伸により、北陸新幹線小松駅が開業予定です。新幹線の開通後には、ますます他地域からのアクセスが良くなることが期待されます。
そのため、北陸エリアの古家再生投資プランナーⓇだけでなく、関東圏・関西圏の古家再生投資プランナーⓇにとっても、アクセスしやすいエリアといえます。
空き家・古家物件見学ツアーin小松エリアの賃貸需要
どれほど素敵な街であっても、不動産投資家や古家再生投資プランナーⓇにとって、最も気になるのは地域の賃貸需要ではないでしょうか?以下では小松エリアの賃貸需要について紹介します。
戸建賃貸物件は供給不足
小松エリアの戸建賃貸は、需要に対して供給が少ない状況です。そのため、賃貸ニーズの高い場所での物件取得や、古家再生リフォームによってほかの戸建賃貸と差別化を図った物件を供給できれば、賃貸需要の高まりが期待できます。
企業城下町として名高い小松エリア
小松エリアは北陸一の産業地域であり、企業関連の賃貸需要が想定されます。
小松市には、建設機械で有名な小松製作所の本拠地があるほか、小松エリアには村田製作所やブリヂストン、帝人などの工場があり、多くの工業団地が存在します。そのため、借上げ社宅としての企業の需要や、他県からの転勤者の賃貸需要などが期待できます。
また、外国人労働者が多いことも、小松エリアの特徴です。前述のとおり、戸建賃貸の需要に対して供給が少ない小松エリアですが、地主など、元々物件を所有している大家さんの物件においては、外国人入居者の受け入れを行っていないケースも多く見られます。
したがって、外国人の受け入れを可能にすることで、ほかの戸建賃貸に対して差別化
要素になります。
企業関連以外の賃貸需要も期待できる
企業関連の需要に次いで挙げられるのは、「ペット可」物件の需要です。現状、小松エリアのペット可物件の供給数は非常に少なく、ペット可物件を探している人の選択肢は非常に限られています。そのため、古家再生投資プランナーⓇの多くが募集条件に加えている「ペット可」の条件は、入居付けの際の強みになります。
また、2018年には公立小松大学が設立されたことにより、若年層の賃貸需要も生まれました。小松大学は小松エリアで初の4年生大学であり、3つの地域にキャンパスが分かれています。大学の新設に伴い、近年は大学生を対象にしたワンルーム賃貸マンションも増えて、学生向けの賃貸需要も期待できるようになりました。
なお、地方都市の戸建賃貸においては、とくに商業施設が多いエリアの需要が高く、不動産投資家にとってもねらい目といえます。小松市の場合、小松駅から車で10分弱の「イオンモール新小松」を中心として、周辺に商業施設が集まっている地域は、人気が高いです。
空き家・古家物件見学ツアーin小松エリアの物件の特長
賃貸需要に続いて、小松エリアの物件の特長を3点紹介します。
敷地面積も床面積も広い
小松エリアの物件の特長のひとつは、敷地面積・床面積の広さです。
普段、関東・関西などの都市部で空き家・古家投資をしている古家再生投資プランナーⓇは、小松エリアの物件の広さに驚くのではないかと思います。屋内は、ゆったりとした間取りで快適に暮らせそうな物件が多く、屋外は駐車場付き・庭付きの物件が多くあります。
物件の敷地内に車2台を止められる物件も珍しくありません。また、車社会であるため月極駐車場の賃料が非常に安く、高くても月5千円程度です。駐車場がない物件の場合、周辺駐車場の賃料を考慮して物件の家賃設定をしますが、駐車場代が安いことから、家賃を大きく減額する必要がありません。
躯体のしっかりした家が多い
地方都市である小松エリアの物件は、都市部の物件に比べて、土地値が安くなります。そのため、土地・建物の合計金額が同程度であっても、都市部の物件と比べて家の状態が良好な物件が多い印象です。
例えば、先日19日に開催された小松エリアの空き家・古家物件見学ツアーでは、見学した6件のすべてにおいて躯体がしっかりしており、外壁のクラックもほぼ見られませんでした。
物件の躯体が強ければ、古家再生リフォームで構造部にかかる費用を抑えて、そのぶん表層や水回り設備の強化などに費用をかけることができます。
室内干しができる物件は人気
小松市は、全国でも降雨量が多い地域です。屋外に洗濯物を干せない日も多いことから、室内干し用のサンルームがついた物件は人気があります。
そのため、古家再生リフォームにおいても、サンルームの設置を行うことで需要の増加が期待できます。もしも室内のスペースが足りない場合は、エアコンの前に物干しスペースをつけるなど、リフォームを工夫するのがおすすめです。
空き家・古家物件見学ツアーin小松エリアでの賃貸経営
小松エリアでの空き家・古家投資に興味があっても、遠方に在住の古家再生投資プランナーⓇの場合、「賃貸募集や管理はどうしたらよいのか」と不安に感じる人もいるのではないでしょうか?
小松エリアで紹介する物件は、売買から管理まで、村元古家再生士Ⓡが代表取締役を務める「(株)LOOP不動産」に一貫して依頼することができます。
村元古家再生士Ⓡは、古家再生士Ⓡになる以前から小松エリアで不動産業を行っているため、地域の賃貸需要に精通しています。募集条件など都度相談しながら決めることができるため、小松エリアではじめて投資を行う古家再生投資プランナーⓇにとっても、大変心強いパートナーになります。
物件探しは空き家・古家物件見学ツアーin小松エリアへ!
今回の記事では、小松エリアの賃貸需要・物件の特長・賃貸経営について紹介しました。
次回は、「空き家・古家物件見学ツアーin小松」の密着レポートを紹介したいと思います。小松ツアーに興味を持った人はぜひ、空き家・古家物件見学ツアーで小松エリアにお越しください!
空き家・古家物件見学ツアーに参加するためには古家再生投資プランナーⓇ登録が必要です。
<おまけ記事:小松エリア立ち寄りおすすめスポット>
(1)小松名物「塩やきそば」
小松市内には中華料理屋があり、名物は塩やきそばです。小松ツアーにお越しの際、お昼ご飯にいかがでしょうか?
(2)たくさんの温泉街
小松エリアには、加賀温泉、山中温泉、山代温泉、片山津温泉、粟津温泉などたくさんの温泉街があります。小松ツアーの翌日に、疲れを癒しに立ち寄ってみるのもおすすめです!
POST: 2020.09.24