【客付け業者のホンネ!?】客付業者だから感じる賃貸のアパートとマンション・古家(戸建て)との違い
(以下、動画の書きおこしです。※動画を見られない!って方はこちらをご覧ください。)
三木顧問:
こんにちは。全古協の顧問の三木章裕です。
今回は大阪で色んな賃貸のマンション、古家も含めて入居者を案内してくれる客付けしてくれる業者としてとても優秀な僕達の仲間の1人なんですけども、エコフォームズの大野社長を迎えまして、色々賃貸の現場についてのお話を聞きたいと思っています。
第一弾の質問としては普通のアパート、マンションの賃貸のお客さんを付ける客付けと古家の再生物件の客付けとの違いみたいなところを少しお話ししていただけたらと思います。ちょっと自己紹介も兼ねて。
大野社長:
はい。センチュリー21エコフォームズの大野と申します。
今のご質問なんですけども、やはり来店されるお客様はたいていが賃貸マンション、アパートを求められることが多いんですけど、戸建てや古家を紹介するケースも実は結構多くて…
例えば、一番多いのがペットを飼ってる方の場合はなかなかマンションとかは少ないのでそういう戸建てとか古家、テラスハウスを紹介することが非常に多いですね。
三木顧問:
実際物件を見に行きたいということで、内見の候補のお客さんが例えば10組来たとしたら何組ぐらいがだいたいペットを飼われてる方ぐらいの感じですか?
大野社長:
以前よりもペットを飼育されてる方が増えてきてて、2割とまではいかないですけど1割から2割ぐらいはありますね。
三木顧問:
そういう人達はどうしてもペットが飼える…普通の賃貸マンションとかアパートはやっぱりペット専用のところも増えてきたっていってもなかなか少ないということですか?
大野社長:
そうですね。
それも1割あるかないかぐらいじゃないですか。あとは戸建て、古家なんかは占有面積の割りに家賃が安いじゃないですか。マンションと比べて平米単価が安くなってくるので、荷物の多い方なんかは我々営業マンとしては戸建てやそういう古家を紹介することが多いです。
三木顧問:
実際アパート、マンションを探しに来てた方がペットがいるという形で「古家のほうでいいですか?」という形で案内の想定物件を変えてくるんですけども、そういう時に拒否反応とか別に気にしないとかその辺の反応ってどうなんですか?
大野社長:
確かにそれを考えてない方は多くあるんですけど、我々が物件をちゃんと理解していれば最近の戸建てや古家なんかはデザイン力のあるものがすごく増えてきてるじゃないですか。
そういうものをちゃんと内容を把握していればたとえお客様が拒否反応を示したとしても「これがお客様に合ってますよ」ということをしっかり提案できて、実際内覧してもらうんですよ。
「一度見てください」であれば見て気に入っていただけることが多いです。
ただ、でも実際拒否反応とまではいかないですね。
想定はしてなかったんですけど、そのものの価値をしっかりお伝えすれば「じゃあ一度見せてください」と、このように室内写真のある物件資料だったりすると斬新なデザインクロスとかも多いじゃないですか。
ああいうのを見られると結構興味は持たれて一瞬にして変わったりしますね。
三木顧問:
今までは古家の再生物件ってあんまり知られていなかったので、業者さん自体も築年数だけ見て案内してくれないみたいのもたくさんあったんですけども、未だにそういうのも感じる部分もあるんですけども、大野さんのところはどんな感じですかね?
大野社長:
そうですね。
とにかく選択肢を狭めないように私を含めて従業員にも言ってるんですけど、良い物件であれば営業マンがしっかり把握していればお客様に紹介すると思うんですけど、ただ埋もれてしまいやすいですから、その辺お客様への流通戦略といいますか仲介業者への流通戦略、情報を知ってもらうということは非常に大切なのかなと思います。
三木顧問:
このように大阪ではだいぶ再生物件も増えてきたので、アパート、マンションの賃貸の方でも古家の再生物件のほうにもどんどん物件を紹介していただける形になってきました。
全国的にいうとまだまだ認知度が低い再生投資物件ですけども、全国的にもこういうトレンドでどんどん案内されていくようになってくると思うので、今から古家再生投資をされる皆さんにはチャンスがあると思っていますので、このような形で皆さんも古家だからもうダメだとかいう感じに思わず、きっちり再生すれば客付けの業者さんも安心して案内してくれるということをご理解いただければと思います。
ありがとうございました。
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