【第5話】「ECHOES(エコーズ)」の便利機能をご紹介!|大家が自らポータルサイトを使って入居者を募集できるサービス「ECHOES(エコーズ)」開発者に直接聞いてみた!
(以下、今回の動画の書きおこしです。※動画を見られない!って方はこちらをご覧ください。)
木津氏:今度は築年を見てみましょう。ECHOESで募集される物件は1920年代の築古の物件から2020年代の物件まで、築100年の所から新しい所までいっぱいいろんな物件を載せていただくんですけど、それぞれの件で問い合わせ率、案内率、成約率を見ていた時にどこの年代が一番強いのかということをみましょう。下のほうは全く同じ数字を出していて、色分けだけ変えてあるものなんですけど、緑のところがECHOEが強いところです。赤と対比して見ていただきたい。築古がめちゃくちゃ強いです。これは何故かという話でいうと、築古の物って仲介会社さんからするとあまり頑張ってくれないことが結構多いです。新築パリパリの、多くの人が反響してくれるような物件を頑張りたいと思ってらっしゃるので、築古の物件とかっていうのはあまり他の会社さんの力が入っていないところがもしかしたらECHOESは決まりやすい。なので築古とはめちゃくちゃ相性が良いです。
全古協さんのホームページを拝見しました。これ勝手に写真をお借りしてきていますけど、ものすごくしっかり再生されているものが多くてかなり相性が良いと思います。こういった物件をネットに思い通りに情報を露出していくのはものすごく相性が良いと思いますので、ぜひ皆さんにもチャレンジしていただきたい。とにかく競合が少ないので反響が獲得しやすい。詳細画面の閲覧から問い合わせの遷移率が通常の5倍程度になることもあります。ですからとにかく再生済の戸建てというのはECHOESと相性が良いのでぜひチャレンジしていただきたいなと思います。
もう一つECHOESを使っていただく時に一点お勧めがあるので書いておくと、入稿時「スタッフへの連絡事項」という欄があります。ここに契約の時に特約があれば入れてくださいみたいな例になっているんですけど、ここに物件のアピールができる情報を入れていただきたいと思っています。例えば近隣に保育園があるよとか、スーパーがあるよという情報を入れておいていただければ、エコーズのスタッフがお問い合わせしてきたお客様に対して営業ができるんです。ですから人によって物件のYouTube動画を入れていただいたりとか、こういったものを入れておいていただければスタッフが内見のアポイントを取る際の武器にします。なのでぜひここを活用していただけるとより(良いと思います)
ちょっと色々お話がありましたが、実は有料のサービスになっています。料金の話もしっかりしておかなければいけないんですが、ECHOEは満室の間は一切お金がかかりません。本当にポータルサイトに載せている間、載せている戸数分だけお金をいただくんですが、1部屋あたり30日間3300円という費用になっています。本当にこれだけです。
大熊氏:僕も1回やったんですけど、他の業者でお客さんが付いちゃったんですけど、そのデータはずっと残っているんですか?
木津氏:はい、残っています。
大熊氏:ずっと増え続ける?
木津氏:そうですね。次回募集の時はまた間があいた所からそれをやっていく感じになりますけど。
大熊氏:これのサーバー代だけでも大変だね。
木津氏:(笑)そうですね。データは残し続けていて、ですから1回入居があってもデータを消さずに残しておけるので、次回募集するときに前回どんな感じで募集したかなと振り返りながら次の募集ができます。
大熊氏:なるほどなぁ。
木津氏:満室の間は一切お金がかからないので、募集をしていただく時だけのお金で結構です。
さらに間取り図を持っていないという方や写真を持っていないよという方、もしいらっしゃればそれはショットで有償オブションですが間取り図は500円で作ります。写真は1万5000円税別ですけど、これでプロカメラマンを派遣させていただきますということになっています。これはもう必要に応じてです。
大熊氏:これはもう全国で利用できるんですか?
木津氏:全国です。
大熊氏:提携の業者があるってことですよね。
木津氏:そうなんです。カメラマンさんが2000人登録されている会社さんと提携していまして、そこの会社に行っていただいているという形になります。
ECHOESはこんな値段で儲かるのかとよく言われるので、ビジネスモデルをご説明しちゃってるんですけど、ECHOEが頂くお金は掲載料3000円、あと撮影とか間取り図作成があればそのお金。もうほぼこれだけです。このお金は実はECHOEから外にそのまま出ちゃっているんです。ECHOEもSUUMOにお金を払っています。athomeやHOMESにお金を払っているんです。なのでそのまま出ちゃう。ここでオーナーさんからいただくお金で利益を出さないというのがECHOESの今の仕組みになっています。じゃあどこで利益を出すのかということでこの下側の部分ですね。実際に内見に行って下さる業者さん。この方に内見でお客様をご紹介するときに、そのご紹介料をいただいています。
大熊氏:この提携業者さん、客付け業者さん。これは1年前より増えているんですか?
木津氏:これは今まだ増えていないです。ただちょっとまだ正式に発表しないですけど、増やすというかそういう構想があります。この会社さん結構儲かるんですよね。オーナーさんから物件を預かり営業する必要もない、入稿もいらない、反響に対する追客も必要ない。内見のアポイントが送られてきて案内に行って決めるだけです。これで仲介手数料を入居者さんからもらえます。さらにオーナーさんがADをつけている場合ADも全額入ります。ECHOESはADを取ったりしないので、それがそのまま流れるということで非常に儲かるんです。ですから紹介手数料を払ってくださることになっております。
大熊氏:業者にしたらバックオフィスを全部やってもらうんだからめっちゃ楽ですよね。
木津氏:そうなんです。ですからECHOEは地元の仲介会社さんともパートナーシップを組んで活動しているという事です。
あと自主管理の物件ですね。これにおいてはECHOESが火災保険、保証会社、ご紹介をもしさせていただければそこの紹介料はいただいています。これは隠しだてせずオープンにして収益源としてお話をしています。この2つで成り立っている会社ですよという事なんですが、普通不動産会社さんって仲介手数料とかADを収益源にするのが普通だと思うんですが、ECHOEはそれを一切とっていないので利用者さんが増えれば黒字化になってくると思うんですけど、今はまだ赤字で経営をしている状態です。
大熊氏:一応事業計画としてはオーナーさんや部屋数がどんどん増えていくという計画があると思うんですけど、それは計画通りにいっていますか?ちょっと多いのか少ないのか…
木津氏:今はまったく計画通りです。
今オーナーさんが2600名程度いらっしゃいますが、これが7800名になると黒字化します。まだ先ですけども(笑)あと一年半ぐらいは赤字を覚悟しています。なので利用者さんが増えないとECHOEが潰れますということで、ECHOEが是非良いなと思ったら人に勧めていただけると助かります。
大熊氏:でも順調に増えているという事ですね。
木津氏:そうです。まったく計画通りに増えています。
大熊氏:そこですよね。やっぱり客付け業者を増やしたいですよね。
木津氏:ここは先にもう動画でお話ししちゃうと、オーナーさんの指定を受けられるようにしようと思っています。今はECHOEと提携している会社さんとやっている感じなんですけど、オーナーさんから「いつもお世話になっているこの会社さんに内見に行って欲しい」とかあるじゃないですか。ですからそういう会社さんを指定していただけるような形態に変えようかなと思っているんです。ちょっと時期はまだお話しできないんですが、そういう構想があります。
大熊氏:それ何社でも頼めるということですか?
木津氏:今は会社1社指定をしてもらおうと思っているんですけど、もしご指定がなければECHOEと提携している会社でも良いですけど、ご指定があるようでしたらその会社さんということでいただけるようにしようかなと思っています。
次にECHOEのご利用方法ですね。サービスページがありますのでまだ登録していない方はぜひ登録していただきたいなと思います。今日はQRコードを載せさせていただいたのでスマホで撮っていただいても良いですし、ぜひ検索いただいてもいいですのでページから入っていただきたい。そうするとメールアドレスとパスワードを入れる欄がありますので、メールでの認証を一度挟んでいただくことになりますが、認証をしていただいた上でURLを押していただけると「ECHOEへようこそ」ということですぐ使えるようになります。本日は動画をせっかく見ていただいた方用に掲載料初月無料になるクーポンコードをご用意させていただきます。これは大熊さんにお伝えさせていただきますので、再生プランナーの方は事務局までご連絡いただければ教えていただけるようにしたいなと思っております。
大熊氏:ウチにもデータは無いんですけど、何人か使われています。数字が取れないので何とも言えないんですけど、使っている方がよく連絡をくれたりします。
木津氏:ありがとうございます。クーポンコードをまだお使いじゃない方はぜひ使っていただきたいと思います。
ECHOEを使いながら悩むところもいろいろあると思うんです。操作の仕方がわからないとか、そうなったときECHOEは電話の毎日つながるサービスをやっていますので、操作で迷ったらパソコンを開きながら電話をいただければ操作方法もお伝えさせていただけるという体制になっていますので、お気軽にお問い合わせいただければと思います。
大熊氏:でも僕が使った感じ、そんな聞くところは無いですけどね。
木津氏:直感的にやっていただけましたか?
大熊氏:本当にわかりやすい感じでした。
木津氏:ありがとうございます!それはすごくウチのエンジニアも喜びます。
最後におすすめの使い方ということで、「満室の時こそ勝負です!」というお話をさせていただきたいんですが、解約予告の電話は本当に急に入ります。入ったときにすぐSUUMOに掲載できるかという、この電話から掲載までのスピードがものすごく重要になってくるので、今まだ空室が無いという大家さんでも、物件の登録だけは無料ですので先に進めておいてください。準備、これが非常に大事だと思います。
それでいざ募集となったときに…これはやるやらないはオススメということで聞いていただきたいんですが、まず2週間ECHOEだけでテストマーケティングするというのはアリかなと思います。結構やっていただいていることも多くてどのくらいの反響が出るのかとか、といった内見のコメントが入るのかということをまずECHOEをやってみて、その上で直すところを直して広く情報展開する。こういったものを1つご提案としてはあるかなと思いますのでぜひご参考にしていただければと思います。最後にYouTubeチャンネルの告知だけさせていただくと、セミナーでお話ししている内容やテクニック的なお話とかを出させていただいているので、もしご興味のある方はいう方は「ECHOEチャンネル」も合わせて観ていただけるとありがたいなと思います。
大熊氏:部屋の写真の撮り方とかもやっていましたよね。
木津氏:私がカメラを持って実際の室内の写真を撮ったりしているのもあります。見ていただければと思います。以上長々とお話ししてしまいましたが、ECHOEのご紹介としてはこの辺りかなと思います。
大熊氏:本当によく考えられた仕組みだと思います。大家さんにとっても使いやすくメリットがあると思うけど、ここまで聞いていると全部が全部良い話ばかりになっちゃうので、何か課題とか問題とかそんなものはないんですか?
木津氏:そうですね、ECHOESって有料のサービスなんですよ。これは今まで大家さんが払ったことがなかったお金なんです。大家さんからすると不動産会社さんに依頼をしておけばポータルサイト掲載って無料だったんですよ。なのでコストの負担が出ます。これはECHOEの1番重要な部分なんです。決まっても決まらなくても掲載するとともにお金がかかるということ。これはよく認識いただきたいんですけど、こういう風にお金をかけてやるという行為自体が新しいことなので、これは今までかかってなかったお金がかかります。でも価値もありますというのがECHOEのお話なので、その辺はご活用しながら見極めていただきたいなと思っています。
大熊氏:あと僕がちょっと気になったのはやっぱり管理会社を入れるのが1番良いんですけど、そうじゃない場合あるいは管理会社があってもそうなのかな。決まった、決まらないとかそういう時の時間差があるとか、こっちで決まっているのに掲載がそのままになっていたとか、そういう問題がやっぱり出てくるだろうなと思って。
木津氏:そうですね。それは結構ECHOESも気をつけていまして、オーナーさんには最低でも2週間に1回はまだ募集しているのか、もう決まったのかというのは意思表示してもらうようにしています。2週間経っても操作が無い場合は掲載を落とすようにしています。この2週間というのは不動産公正取引協議会の広告の規定に沿っていまして、2週間のメンテナンスということをやっているんですけど、その間にも大家さんに結構お電話することが多いです。なのでまだ募集していますかと確認できたときに必ず記録を残すようにしているんです。おとり物件みたいな形になるのだけはECHOEは一番気をつけています。
大熊氏:2週間でもまだ長いかもしれないですね。決まる時って数日だからね。にもかかわらず他の業者さんとかが動いたりするとそれはそれで無駄になっちゃうんだよね。
木津氏:そうですね。なのでECHOEに反響があったときに大家さんに電話してまだ募集していますかと都度確認をしていたりしています。人が動いちゃう前にそれはやっています。
大熊氏:分かりました。では最後に言い残した事はないですか?
木津氏:古家再生をした物件、戸建て賃貸業とECHOEはめちゃくちゃ親和性が高いので、まだ1度も使っていない方はどんなもんじゃということで、クーポンコードもありますので、まずお試しを一度利用していただきたいと思います。
大熊氏:本日は長いお時間お付き合いありがとうございました。ECHOEさんは大家さんのため、不動産業界のためにまだまだこれから進化され続けると思います。これからもお体に気をつけて頑張っていただきたいなと思います。我々も大家さんの仕組みを作っていただいている方はぜひ応援していきたいなと思っていますので、今日はどうもありがとうございました。
木津氏:ありがとうございました。
大熊氏:全古協チャンネルは、空き家古家再生投資に特化したチャンネルです。空き家投資の初心者からベテランの方まで有益な空き家投資情報をどんどん上げていきますので、チャンネル登録、イイネもよろしくお願いいたします。それでは今日はありがとうございました。w
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