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【建築業・工務店のための空き家古家再生投資】 古い体質の建設業界からの脱却方法とは?


(以下、今回の動画の書きおこしです。※動画を見られない!って方はこちらをご覧ください。)


新シリーズ【経営者のための空き家古家再生投資】。今日のテーマ【建築業・工務店のための空き家古家再生投資】
古い体質の建設業界からの脱却のお話になります。

小さな建築会社、工務店、個人事業主のほとんどが下請けになります。そのピラミッド型の組織は古くから維持されています。末端の事業者は受注単価も低く、労働時間も長く厳しい状況です。親会社が絶対であるという慣習も続いています。まだ支払い段階で値引きをされることもある世界です。
かといって保障はありません。社会保険に入っていない方も多いでしょう。親会社の都合で環境も激変します。昨年コロナが始まった際には、ゼネコンが一斉に現場を止めてしまったので、末端の業者や個人事業主は大変でした。また、過酷な現場が多く労働時間も長いことが多いです。肉体労働で体も痛みます。長期的に考えても今の建築業界の流れはとても厳しい。就業人口の高齢化に伴い、雇用するのが難しくなってきています。採用費用や人件費も高くなります。働き方改革の一環として労働基準法が改正され、時間外労働の上限は原則として月45時間、年360時間と定められました。建築業界も2024年にその基準が適用されます。罰則もあります。国やゼネコンや大手は、下請けの企業にも強く指導してくるでしょう。業界全体としても新築依存度が高い業界ですから、人口減少による縮小で将来が描けていないのも現状です。

今まで述べた環境から、ますます小さな工務店経営者にとっては厳しくなります。そういった所から抜け出すためには、別収入を作り親会社からの依存を抜け出すことが肝心です。そして仕事も選び親会社も選べるようにすることです。できればエンドユーザーから受注を受けることが理想です。
そのための第一歩になるのが空き家古家再生です。空き家再生を勉強し実際にやってみることで、地域の専門家になり自らが主導できるようになります。またお客様を喜ばせる活動になるので、下請け業とは違い直に感謝されます。
また自ら購入し投資をすることでの資産形成もできます。経営者もスタッフも空き家投資で年金作りができる仕組みも作れます。新しい事業をすることでどんどんアイディアが出てくるようになり、会社のイノベーションにつながります。
何より空き家問題の解決として、社会貢献活動になります。会社の収益とやりがいが一致することで、成長の道筋を示すことができるのです。自立した企業を作り、やりがいと魅力のある会社にすることで、若者の雇用を発生させ維持することで社会への貢献になる。持続的な企業活動ができるようになります。
一般社団法人全国古家再生推進協議会では、小さな工務店、個人事業主が古家再生士となり全国で活動しています。下請けではなくエンドユーザーから直接受注できる仕組みがあります。また独立開業のモデルにもなっています。実際に個人で独立し、古家再生士として頑張っている方もいます。この空き家再生事業がきっかけとなり様々な事業展開ができるようになり、自立した会社・個人になることができます。
私の著書『空き家古家不動産投資で利益を作る』の中で、空き家再生事業で新会社を作って成長している会社の事例も詳しく掲載されています。参考になると思いますよ。

日本の根幹とも言える建築業。でも実は旧型の組織体質、ビジネスモデルで大手や一部の会社だけが収益を得る仕組みになっています。そんな業界を変える先頭になっていただきたい。私もそんなあなたを応援いたします。


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