【解説】複利のパワーについて|経営者のための空き家古家再生投資
(以下、今回の動画の書きおこしです。※動画を見られない!って方はこちらをご覧ください。)
シリーズ【経営者のための空き家古家再生投資】です。今日のテーマは【複利のパワーについて】です。
小規模零細企業の社長さんで、投資や複利などをしっかり考えている方は少ないと思います。私自身もそうでした。空き家投資をするまでは利回りという言葉も知らなかったからです。しかし複利の力を知ると驚きます。全く違う世界に入った感があります。アインシュタインが「人類最大の発明」と呼んだ複利のパワーとはどういうことか説明しましょう。
お金には利子が付きます。利子にもまた利子が付くことを複利といいます。100万円を年利3%で銀行に1年預けると103万円になる。103万円を年利3%でもう1年預けると106万円ではなく106万900円になります。理由は1年目の利子3万円にも2年目に3%の利子が付き、これが900円になるということです。最初は小さい額ですが、これを続けると24年で倍の額になります。
これを計算式で表すと、【72 ÷複利(%)=倍になる年数】。例えば年利=利回り10%だと72 ÷ 10 = 7.2年になります。空き家古家不動産投資でいうと、毎年の家賃収入ですぐに買う事は出来ませんので、10年間は単利で考えて家賃を貯めておく。2年後に2軒目を購入となります。そして家賃は倍になります。それを35年間続けていくと、なんと無借金で1億円の資産と家賃収入100万円が作れるのです。銀行の預金利息だと絶対に無理な数字ですね。
家賃で会社の固定費の一部を賄うことができれば、どれほど経営が楽になるか実感してほしいと思います。そしてこの複利の考え方はお金だけではありません。知識もスキルも全てにおいて同じです。積み上がることの大切さ、運用することの大切さが分かります。ぜひこの考え方、複利のパワーを経営にも活かしてください!
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