空き家ってこんな金額で買えるの?【名古屋・岐阜近隣にお住まいの方必見】空き家・古家物件見学ツアーin中部地区(3エリア)の古家再生士Ⓡとの合同対談│Vol.2
(以下、今回の動画の書きおこしです。※動画を見られない!って方はこちらをご覧ください。)
大熊氏:それでは皆さん、古い家見学ツアーで今のような話も含めて、驚いたような話ってないですか。今度は中村さんからお願いします。
中村氏:そうですね。自分は元々工事会社というか工事からのスタートなんで、不動産っていうのはよく分かってなかったんですけれども、ツアーやって物件を回りながら一番最初に感じたのは、定価っていうのはないんだなっていうのが一番です。相場っていうのは調べて「坪いくらなんや」とかはあるんですけど、結局僕らが探している空き家っていうのは、相続されたりとか、所有されている方の状況とかっていうのが様々なので。この金額で売りたいとか、要は相場ってあってないようなもので、どういった物件を集めてくるっていうのが大事なんだなっていうのは回っていてつくづく思います。
大熊氏:とんでもない金額が通ったりとかするのもありますね。
中村氏:あります(笑)
大熊氏:これは空き家投資の醍醐味(だいごみ)ですね。
中村氏:そうですね。愛知県とか土地としてさばきやすいところっていうのは値段が張るんですけど、やっぱりそうやって可児もそうですけど、ニーズがある中で安く買えるっていうのは賃貸としては一番いいのかなと思いますね。
大熊氏:なるほど。森さんどうですか。驚いたことは・・・。
森氏:驚いたのは、これはもう時間をかけてじっくり驚いてきたっていうところなんですけど、このツアーだと再生士である僕と、プランナーの方たちと一緒にぐるぐる1軒1軒古家を見に行きますけども、やっぱり初めて参加された方ってどこを見ればいいのか分からないんです。「どこをまずは見るんですか?」ってドアノブとかを見たり・・・。「そんなん見てもアレですよ」ってお話するんですけど、どこを見ればいいか全然分からないんです。けども毎月ツアーに参加された人が、だんだんとぴったりリフォーム金額を当てたりとか、「ここはこんなふうに修繕すればいいんですよね森さん?」みたいな感じで、どんどん目が肥えてきたっていうんですかね。本をいくら読んでも分からなかったっていう人たちも、実際に現場を見たらなるほどなってすっと体に入ってきたっていうので、やっぱり習うより慣れろって言うんですかね。僕とぴったりリフォーム金額だったりとか、目の付け所っていうのが当てはまった時は、「やっぱり習うより慣れろやな」っていうふうにはびっくりしました。
大熊氏:それは確かにありますね。プラスアルファ森君の説明とか、そういうのをしっかり丁寧にしてるからだと思うんですけれども。でも古家のひどいのを見てると、ちょっときれいなやつがあったら頼りなくなったりする人もいらっしゃるそうですね。
森氏:そうですね、だんだん変態になってくるんですよね(笑)「ここ靴脱げるのか、ちょっと嫌やな」とか。
大熊氏:「普通に歩けるやん」みたいなね。
森氏:そこは逆に心配してますけどね(笑)どんどん変態になってるなっていう。
大熊氏:そういう楽しいこともいっぱいありますけれども。今までに記憶に残っているような、良いことも悪いことも含めて。その辺をちょっと聞きたいと思うんですけど森さんどうですか。
森氏:それさっきの話につながってくるんですけど、ものすごいテレビで見るようなゴミ屋敷は、あれは4年ぐらい前だと思うんですけど、あれはやっぱり今まで見てきた中でもかなり鮮明に覚えていますね。すごいゴミ屋敷で、本当もう足の踏み場もないというか。ああいうのってテレビでしか見たことなかったですし、あれもちょっとやらせというか、そういうふうに用意しているんじゃないかと思っていたんですけど、実際に本当に売りに出ている物件でそんな物件があって。それがまたきれいに再生されてしっかり入居者もついてってなっていたから、すごいなって思いましたね。
大熊氏:その辺、本当に変わり様っていうのは楽しいですよね。それで入居者まで決まるとね。
森氏:そうですね。ビフォーアフターの差がえげつないっていうのが楽しいですね。
大熊氏:その辺、中村さんどうですか。
中村氏:僕もすごいゴミ屋敷とか、いろいろ実際決まって高利回りで回ったやつとかもあるんですけど、僕は物件を探していて一番思うのは、雨漏りしていたりとか床が抜けているとテンションが上がるんですよね。
森氏:変態になってる変態に(笑)
中村氏:まあ変態なんですけど(笑)原因が分かっていればそれを直すだけなんですけど、原因が分からないのが失敗談として、埋設されている吸水管関係は正直分からなくて、実際電気水道を通した後にそこが事故として出て、プランナーさんと一緒に協議しながらやったりっていうのも実際あるので。見えないところが古家は怖いかなっていうのはあるんですけど、それも自分の経験値と説明とで一緒に物件を購入して再生していく、というのが大事かなとこの1年で思いましたね。
大熊氏:わかりました。せっかくこの3エリアがそろっていますので、逆に皆さんおそらく他のエリアも行ってると思うんで、他の再生士が他のエリアを見たというような感想みたいなのは今聞きたいなと思うんですけど。堀川さんまずどうですか。全部行っていますよね、両方とも。
堀川氏:はい。森さんの可児・多治見エリア、中村さんの岐阜・一宮エリアを見させていただいています。岐阜、多治見、可児っていうのは僕めちゃくちゃ地元なんで、さっき森さんの話聞いててものすごく納得っていうか。最初はどちらかというと山の中で、車がないとどうにもならないんで、言い方悪いですけど「あんなとこ」って正直思っていたんですけど(笑)やっぱりやってみなきゃわかんないもんだなって話聞いてて。岐阜でも岐阜市ってほんと広いですよね。中心部から車でだいぶ・・・。
中村氏:40分ぐらい走ります。
堀川氏:ですよね。同じ市で40分走るって・・・。ただやはり僕の住んでいる春日井市ですと、40分走ると普通に名古屋市中心部に行けてしまうんですけど、岐阜の方もそういうもんなんですねきっと。慣れているというか、車で1時間とか40分ぐらい走るのは普通っていう感覚なんですよね。
中村氏:車社会ですからね。車が無いと生活できない。なのでやっぱり駐車場が大事とか、そういったのかまあ田舎のあるあるじゃないですかね。
堀川氏:スーパーだったり、生活に必要なそういう施設が点在しているので住みやすいですよね。学校とか公園もたくさんありますし、それはすごく感じました。地元だから余計ですけど。
大熊氏:なるほど。多治見の方はどうですか。
堀川氏:僕、山を越えてすぐ多治見市で、知り合いだったり親戚等もいてよく行ってる町なので、あんまり意識はしたことなかったんですけれども、多治見って結構飲食店さんとかで穴場って伺って。最近では注目されている飲食店さんとかも春日井とか名古屋とかから、わざわざ多治見に出かけるとか、「ここおいしいよね」って言われているところが多治見市だったり。逆に町からわざわざ多治見に行く方も増えていたり、普段遊びに行ったりとか、食べに行ったりとか、大きな商業施設も今造っていたりとかで、これからさらに化けてくるんではないかなって。近いですし本当にいいなって思いますね。
大熊氏:その辺森くん、懇親会でそういうおいしいところを使うってのもあるの?
森氏:そうですね(笑)ただちょっと懇親会向けではないというか。知る人ぞ知るというか、こじんまり、しっぽりっていう感じのお店が多くて。多治見市は最近結構町おこしというかうまいことPRしているなって思っているんですけど。あと古い町並みがあるんですけど、古き良さをうまくPRしているっていうんですかね。あとは焼き物が有名なので焼き物と絡ませたりとか。あと僕も多治見のエリアを担当することになってから気づいたんですけど、ウナギは結構おいしいお店が多いらしくって。プランナーの方もウナギを食べてから集合場所にくるとか。僕、コンビニでおにぎり食べてツアーに行くのにいいなっていう(笑)
大熊氏:逆に森さん、他のツアーはどうですか。
森氏:岐阜はやっぱり面白いですよ。良い面も悪い面ももちろんあるんですけど、ピンキリと言うか同じ市なんだけれども全然違う町とか。さっき堀川さんも仰ってましたけど、街中にある古いお家と、山の方にある古いお家とか全然金額も違いますし、多分文化的なところも少し違うんじゃないかなっていう。同じ市なのに車社会と、そうじゃないところがあるっていう雰囲気があるので、面白いけどもその辺を注意しないとっていうところもあるかなと思います。
大熊氏:なるほど。中村さんは他のツアーどうですか。
中村氏:そうですね。森さんの多治見とかは、僕も再生士になる前は、ずっと物件をレポート出すのに検索するんですけど、すごくいい金額の価格帯が出てるので、ずっとうらやましいなと思ってるエリアで。やっぱり会社さんが多いのと工業団地も近いので、あそこは本当に需要が満載なところだなというふうに可児は思いますね。犬山とか、堀川さんがしているところもそこに近いですし名古屋にも行けますし、すごく便がいいところなので、あと家賃が取れるので価格帯ちょっと高くなるんですけど、いい物件というのは眠ってると思うので2つとも行けるなら行きたかったエリアです(笑)
堀川氏:中村さんすみません(笑)
森氏:岐阜もいいじゃないですか!
中村氏:岐阜は岐阜でいいところたくさんあるんですけど、本当はアウトドアの町なんで、すぐ東海の方はみんな岐阜のキャンプ場に来たりとか、川下りとか、食べ物もおいしいですし、そういったところも生かしつつ岐阜をどんどん開拓していきたいなとは思っています。
堀川氏:すみません。今回実は僕、各務原市っていうのは中村さんにお願いして譲っていただいたエリアなんですよ。すごくいいなって思って、「やらせてください」って言って。本当は中村さんのエリアだったんですけども。なので中村さん頑張ります!ありがとうございます!
中村氏:いえいえ。それが無くなったからどうこうじゃなく、僕も違うエリアでもっと出られるように頑張ります(笑)
大熊氏:ではもうちょっとお聞きしたいなと思うのが、空き家投資になりますので、実際の入居者の状況っていうのはどんな感じですか?
皆さんいかがでしたでしょうか。この続きは次の動画でもご紹介いたします。お楽しみにお待ちください。チャンネル登録していただければ、公開のタイミングでご案内が届きますので便利です。それではまた。
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