「空き家・古家物件見学ツーin熊本エリア」を担当する古家再生士Ⓡと対談【vol.5】
(以下、今回の動画の書きおこしです。※動画を見られない!って方はこちらをご覧ください。)
オープニング================================================
【大熊】
一般社団法人全国古家再生推進協議会理事長の大熊です。
今日は熊本ツアーの再生士の方に来て頂いて、熊本の空き家再生の事情っていうのはどんなものかということを聞きたいなと思います。
============================================================
【大熊】
古家再生やってるといろんな「あるある」みたいなことがあるんですけど、そういう「古家あるある」みたな事例ないですか?
【川口】
先程も話をしたんですけど、シロアリがすごく多いなというのがあって、熊本が多いのか、見てる物件が残ってしまってるからそういうものがあるのか、一応シロアリがいる物件購入しても、シロアリ業者さんが毒餌を仕掛けて駆除してから工事を行ってるので、シロアリがいることが多くあるっていうのは「あるある」かなというのと、窓の隙間が多い、開かないみたいなものもよくあって。
【大熊】
これは地震の影響ですか?
【川口】
そうですね。地震の影響で動かなくなってるものもあると思うんですけど、古くて開かんのも、どっちか定かではないんですけれども。
【大熊】
だから空き期間が長いんかもしれないですね。
【川口】
そうですね。多少の隙間とかだったら、戸車の調整とかっていうのをを冊子屋さんに行ってもらうことでフォローできるんですけど、先程の山鹿の方の物件で、お風呂完全に地震の影響で開かなくなったものとかに関しては、カバー工法で入れ替えっていうちょっと高くはなるんですけど、入れ替えて、逆にそういうふうに問題があるから替えるというのも多分あると思うので、その部分を直して、また新たに入居者の方に使ってもらうというのも、先程の事例見てると、全然問題なく窓も綺麗になって、お風呂も使い勝手良くなってるので、良いかなというのがあります。
あとはよくあるのが、ナショナルスイッチがそのまま黄色いプレートが付いててみたいな、その辺がやっぱ「古家あるある」です。そのプレートとかは、全体的に電気工事の時にカバー変えるだけですごくイメージが変わるので、そういうのでも見た目を変えて、入居しやすい状況を作るというのには、「あるある」を今の状況に持っていくというのをしていきながら、うまいことやっていければと思います。
あと蛇口、田舎の方だからなのか、蛇口から錆というか、そういうのが詰まってて、水が出にくいとかお湯が出にくいっていうのが結構連発したのがあって、それはずっと原因の錆とか土が全部出てしまえば、普通にまた水の勢いも戻ったので。
【大熊】
鉄管が多いですか?
【川口】
そうですね、はい。
【大熊】
北陸もそうでした。金沢ツアーも多いです、鉄管になってるのが。錆が出るということで、配管交換っていうのが結構あったりします。
【川口】
今のところ、フィルターの所開けて水流すので、とりあえずは大丈夫なので、そこがダメの場合は交換のほうを見ていかないといけないです。
【大熊】
なるほど。
【川口】
以上ですかね?今思いつくところで。
【大熊】
わかりました。
本当に古家再生の地方の可能性というかチャンスというか、古家の楽しさですね。いろんなことが起きるんで、その楽しさがあるんじゃないかなと思います。
最後に、全古協の古家再生士としての想いというか責任というか、そういったものをどういうふうに思われてるかってのを聞きたいなと思います。
【川口】
売れ残ってる物件の良い部分を探して、投資物件として再生できるかの判断がまず必要になるかと思います。オーナーになりたいと思える物件の紹介ができること、賃貸される方の住みやすさなど、バランスを考えて、関わる人が幸せになれるような紹介がやっていけたらなというふうに考えております。皆さんが四方良しっていうのを一緒に広めていければと思いますので、ぜひよろしくお願いします。
【大熊】
わかりました。ありがとうございます。
あと、古家再生を始める方、それから全古協に入ってない方もいてはります、一般の方、あるいは物件ツアーに参加される方は、もう投資プランナーになられてる方なんですけど、その方に向けて一言あればお願いいたします。
【川口】
私も最初、投資を始めて失敗もいっぱいしてるので、最初に全古協という存在を知っていれば失敗も少なく、勉強も物件ツアーとかを通して勉強ができるので、ものすごく良い組織だなと思いますので、一人でやっていた時はやっぱり失敗だっていうのが、実際に失敗してからわかる。勉強して学びながらやっていけるっていうのはとても心強いものだと思いますので、一緒に勉強しながら投資物件をご紹介できたらと思いますので、ぜひ皆さんよろしくお願いします。
【平川】
初めから物件ツアーで4つ5つくらい相応しい物件も用意してあるっていう、一人でそれを探して見て回るだけでも大変なものが、お膳立てしてあって半日でそれをいっぺんに回って、再生士といわれるプロがそこの工事のポイントだとか、あるいは費用、家賃相場、利回りまで全部計算してくれて、購入の意思決定の直前までいろいろ導いてくれるっていうこんな組織は絶対にないと思いますので、今からコロナで税金とか保険とか上がっていくと思いますんで、自分たちがわかる範囲で、手の届かないところではなくて、着実に今から資産を形成していきたいっていう人にとっては一番良い組織になってるので、ぜひ私ども熊本、九州でもこれを広めていきながら、地域の人たちに貢献をしていきたいなというふうに思っていますので、ぜひたくさんの人に参加してほしいなと思います。
【大熊】
今日はありがとうございました。
熊本の特有のことであったりとか、地域のことであったりとかいろいろ詳しくお話して頂いてありがとうございます。
そして皆さん、この動画を見ている一般の方もプランナーの方も含めて、この熊本ツアー、非常に魅力があります。ここ最近ずっと言ってるんですけど、本当に地方にチャンスが大きくあるっていうのが、この今の空き家再生の流れです。都市部でやられるのも結構ですし、リスクヘッジとして都心だけじゃなしに、地方いろんなところで物件を用意しておくっていうのも、これまた良いことだと思います。そういった意味で、いろんな地域のツアーに参加して、あるいは見に行って、購入してということもどんどんやって頂きたいなというふうに思います。
そして我々、一般社団法人全国古家再生推進協議会は、知識と経験と仲間作りをする団体ということになっています。この最後の仲間作りです。この再生士の方も含めて、我々仲間として、この団体を盛り上げていこうという形にしてますんで、ぜひよろしくお願いしたいなというふうに思います。
ということで、川口さん、平川さん、今日はありがとうございました。
【川口・平川】
ありがとうございました。
【大熊】
今後ともよろしくお願いいたします。
【川口・平川】
お願いします。
この記事が気に入ったら「いいね!」しよう
(社)全国古家再生推進協議会の最新情報をお届けします!