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【Vol.2】空き家の売買をされている不動産会社(株式会社ヒトツボ様)にぶっちゃけ話を色々聞いてみた!


(以下、今回の動画の書きおこしです。※動画を見られない!って方はこちらをご覧ください。)


大熊氏:不動産業界に入る前と入ってからの印象って何かあります?

明神氏:良いビジネスだなと思います。衣食住の住の部分ですごくお客さんの生活に関わるというか、お手伝いをする仕事だなと誇りにも思っています。

大熊氏:まぁ必ず住は要りますからね。

明神氏:はい。人間には絶対要るので。

大熊氏:ヒトツボさんは賃貸がメインだと思うんですが、賃貸と売買の違いはどう感じられていますか?

明神氏:衣食住の住というところで別に違いは特に感じていなくて、とりあえず今住んでいる所が狭いとか転勤とか、なんやかんやの事情で新しい住まいが必要という事で、それが賃貸だろうが売買だろうが(変わらないと思います)。賃貸で最初問い合わせがあった人でも、よくよく聞いていたら本当は買いたいですという例も多々ありますし、それは別にどっちが正解とかは無いと思います。

大熊氏:分かりました。賃貸がメインということで賃貸業界の仕組みをお聞きしたいなと思うんですけど、賃貸業界の収益はどういう形で収益になって、例えば担当者さんだったらそれがどういう風な報酬に繋がっているのか、話せる範囲で結構なのでお聞きしたいです。

明神氏:一般の方がご存じない部分も含めて、ただ業界では常識的なところでいうと、不動産会社の賃貸の仲介における手数料収入は、その物件に実際に住まわれる方を仲介した時はその客さんからいただける仲介手数料があって、今ほとんどの物件でその物件を貸し出している大家さんの方からも広告料や業務委託料という形で何かしらの手数料をいただけることがほとんどです。

大熊氏:ADという事ですね。案内する入居者さんの仲介料は、例えば家賃5万円だったとしたら入居者さんの仲介料は大体どれぐらい取るんですか?

明神氏:うちは80%に消費税を乗せていただいているので5万円だったら4万4千円です。中には仲介手数料を取りませんという業者さんもいますが、ほぼほぼ大家さんや貸主さんからの広告料なり手数料などでやっていっているんでしょうけど、そういう業者さんは家主からお金が出ない物件、もしくはお金が少ない物件は紹介しません。そこは会社のやり方ですけどユーザーから見えない所ですから(そういう事をする会社もある)。うちはそもそも最初からお客様から手数料をいただいていますので、提供できる物件は手数料があろうがなかろうが関係なく全部提供しています。

大熊氏:大体ADって、僕らの感覚で行くと相場的に2ヶ月なんですけど、どんな感じですか?何か地域で違いとかありますか?

明神氏:マチマチだと思います。住宅ではあんまりしないかもしれませんけど、家賃が15万とか20万円の物件だったら1ヵ月とか半月の場合もありますし、すごく小さいワンルームや家賃が3万円台とか2万円台のものでも10万円出ることもありますし、逆に3万円や2万円の家賃だけど1ヵ月分とかもありますしね(笑)マチマチですね。

大熊氏:その辺り得に大手になると1人頭の売り上げのノルマとかがあるから結構気にするでしょうね。

明神氏:そうでしょうね。そうと聞いています。僕はちょっと働いたことがないのでわからないですけど。

大熊氏:大体仲介料って決まったものだと思っているけど、これって別に賃貸・売買ともに上限であって下げる事は可能なんですよね?

明神氏:そうですね。

大熊氏:そう言って交渉してくる客っていますか?

明神氏:手数料の交渉をされた事はないです。僕は提案する段階で「この物件は仲介手数料がいくらで保険がいくらかかって家賃保証がいくらで…」と全部書いて渡すので、今後はあるかもしれませんけど今の所はないです。家賃の交渉はなんぼでもありますが、手数料を下げてくれと言われた事はないです。

大熊氏:家賃の交渉はどうするんですか?

明神氏:しますよ。僕言うの好きなので(笑)「(入居希望者が)こう言っていますけど」と言います。

大熊氏:大家さんに連絡して?

明神氏:入居者側の仕事をする場合は管理会社に、ウチが元付けなら大家さんに言います。

大熊氏:交渉する場合自分の中で基準はありますか?

明神氏:いえ、特にないです。主役はお客さんだと思っているので。ただ言われたことをそのまま言ってもこれは通らないと思ったらアドバイスをしますけど。

大熊氏:なるほどなるほど。わかりました。

明神氏:できるだけ安くしたい気持ちもわかるし、安くしてあげたいのでそこは出来るだけサポートするようにしています。

大熊氏:明神さん自身が空き家にかかわらず不動産を投資として考えるとどのように考えていますか?

明神氏:もう本当に素晴らしい事業だと本気で思っています。やっぱり住宅を世に提供するという、しかも何百万、何千万の投資までしていただいて本当に社会を支えている事業だと思います。

大熊氏:大家さんという人物に色々会っていると思うんですけど、どんな人が多いですか?

明神氏:普通の人だと思いますよ。いたって普通だと思います。

大熊氏:地主さんとかが多いですかね?

明神氏:いや、一部です。パーキングとかの仕事の時は地主さんのハンコがないと契約成立しないですが、調整してくれている不動産屋さんが間で動いてくれていたので、直接話をできる地主さんは片手で足りる位だと思います。

大熊氏:その他は不動産投資家みたいな感じになるんですか?

明神氏:お客さんですか?うちのお客さんは一般の人がほとんどです。

大熊氏:一般の家を探している方が多いということですか?

明神氏:そうです。

大熊氏:わかりました。将来ヒトツボ株式会社がどのようになりたいかというのをちょっとお聞きしたいなと思うんですけど

明神氏:とりあえず今の事務所は元々僕が家にいて1人で仕事していて、家と事務所を分けるためだけに作った事務所でした。そこに多い時は社員だけで4~5人になるのでまぁ狭いですから、今年の年末に移転することを決めています。そして移転と一緒にワーキングスペースを作ろうと思っています。そこで僕らも仕事しているみたいなやつを作って、コワーキングの事業とヒトツボの不動産の事業を、ゆくゆくはFCでフランチャイズ化できたらいいなという妄想はあります。

大熊氏:コワーキングスペースと賃貸仲介がセットになったという…

明神氏:そうですね。融合した事務所を作りたいと思っています。

大熊氏:ビジネスモデルにしてそれを広げていきたいみたいな感じですか?

明神氏:広げていきたいですね。

大熊氏:そういうのは無いか…

明神氏:コワーキングペースで仕事をしている会社はあるのはあるらしいんですけど、ごくごく一部だと思いますし、地域のコミュニティの場のような立ち位置にもしたくて。不動産業もとにかく人との接点があればあるほどいい商売です。ですから相乗効果も見込めるし、社員もいるので誰か店番できるだろうなと思いますから。

大熊氏:以前京都の不動産屋さんに行った時にカフェと併設しているのもありましたね。

明神氏:発想的には近いかもです。

大熊氏:そこで集まって喋っている中で仕事も発生するようなことも言っていました。

明神氏:Win-winかなと思いますし。

大熊氏:なるほど。それはまた面白いかもしれないですね。
それでは空き家古家の話も伺いたいと思うんですけど…

(次回へ続くテロップ)

皆さんいかがでしたでしょうか。この続きは次の動画でもご紹介いたします。お楽しみにお待ち下さい。チャンネル登録していただければ公開のタイミングでご案内が届きますので便利です。それではまた!


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