【注意】全古協の会員に向いていない人5選を解説

こんにちは。

一般社団法人 全国古家再生推進協議会 理事長の大熊重行(おおくましげゆき)です。本日のテーマは「全古協に向いていない人5選」についてです。それでは参りましょう。

メリットの多い全古協、向いていない人は?

一般社団法人全国古家再生協議会は、初心者の方から不動産投資家経験者に至るまで、幅広く多くの方が知識と経験、成功へのアシストを得られるように、仕組みを構築して提供しています。しかし、必ずしも全員に向いているとは限りません。今回は、そんな全古協に向いていない、合わない人について解説して行きます。

DIYはだめ?

まず、全古協はご存じのように空き家再生投資の情報などを発信していますから、空き家・古家再生についての考え方の部分です。最近では、空き家を購入して自ら修理し、貸し出して物凄く高い利回りを叩き出す、と言ったようなコンテンツがYouTubeで多く再生されるなど、DIYブームとも言うべき状況になっています。ただ、DIYをして貸し出したいという方は、全古協には向いていません。
当協議会では、DIYは禁止となっています。個人でリフォームをすれば、工賃も上乗せ利益もないわけですから、当然安くはなります。しかし質は必ずしも担保されるものではありません。クレームの少ない物件で質が高い、そういう物件を増やしていきたいのが当協議会の考え方なのです。もちろん、なるべくコストを抑えるために認定古家再生士と組むことで、安価で質の高いリフォームができるようになっていますし、その質の担保があるからこそ安心して物件を紹介することができるのです。全古協というブランドは、統一された質の高いリフォームをする仕組みがあればこそのものです。

金銭面での考え方は?

次に、金銭面での考え方についてです。種銭がない、お金がないけど不動産投資をしたい、そういう人は向いていません。そして利回りだけをとにかく追求したい人は当協議会に向いていないし、合っていません。

まず種銭がない人は、お金を貯めてから挑戦してください、ということになります。そもそも空き家古家投資は融資特約を使えません。お金を用意して、コツコツ増やしていくタイプの投資なので、一発逆転のために借金だけで賄おうという方は向いていません。もちろん融資を賢く使うこと自体は問題ありません。

利回りだけをとにかく追求したい方は、自分さえ良ければという考えに陥りがちです。しかしその考え方は、長期的には続きません。入居者さん、工務店、地域、そして大家さん。この「四方良し」を目指すことが当協議会の考え方になりますので、それにご賛同いただける方があっていますし、結果的に大家業を長続きさせることにつながります。

ベテランは向いている?売却益狙いは?

では、経験値ではどうでしょうか。空き家投資のベテランの方なら、全古協のノウハウを利用してもっと上に行ける、とお思いかもしれませんが、結論から言うとあまり向いていません。というのも、当協議会は再現性の高い仕組みで全体最適になるように設計しています。なので自分のやり方でうまく行っている人にとっては、むしろ余計な情報が入ったりすることがあります。また、自分のやり方がある方がルールのある当協議会に馴染めないことも多いためです。しかしあくまでルールとマナーを守っていただけるのであれば経験は基本的に不問です。

売却益狙いはどうでしょうか。空き家を修復して入居者をつければ、物件自体が値上がって売却益を得ることができるのです。しかし、家賃収入でしっかり運営して結果的に高く売れたというのならまだしも、最初からキャピタルゲイン狙いはギャンブルに近く、リスクを抑えて資産形成という本旨に反することになります。

まとめ

今回は、全古協に向いていない人について見てきました。

本質を理解すれば、ああそうだなとご納得いただけると思います。全古協というブランドは、質の高いリフォームを、再現性を持って実現するため、DIYをしたい人や利回りだけを追い求める人には向きません。また、堅実な資産形成を目的としているため、しっかり種銭を貯められる人、キャピタルゲイン狙いでない人でなければ向いていません。そして、ベテランの方はむしろ余計な情報などが入ってくる可能性があるので、必ずしもおすすめできるものではありません。

以上説明した内容については以下動画でも解説しています。
良かったら以下よりご覧ください。
https://zenko-kyo.or.jp/youtube/5-5/


POST: 2022.06.10