こんにちは、(一社)全国古家再生推進協議会の認定サポーターであり、古家再生投資プランナーⓇでもある女性投資家Mです。
当協議会では毎月、古家再生投資プランナーⓇの方を対象とした、空き家・古家物件見学ツアーを開催しています。
先月より、当協議会のブログで、空き家・古家物件見学ツアーの地域紹介を開始し、これまで石川県の「小松」「金沢」の2地域を取り上げてきました。
今回は、神奈川県の「湘南・横須賀エリア」について紹介したいと思います。湘南ツアーは、今年から関東のツアーに加わった、注目の新エリアです。
「関東在住だけれど、まだ湘南ツアーに参加したいことがない」「湘南ツアーってどんな感じだろう?」と気になっている古家再生投資プランナーⓇの方は、是非この記事をチェックしてみてください!
目次
空き家・古家物件見学ツアーin湘南の概要
神奈川県に馴染みのない人が「湘南」ときいて真っ先に思い浮かぶのは、「海」「サザンオールスターズ」「江の島」あたりではないでしょうか? そもそも「湘南」とはどこなのか、疑問に感じている人も少なくないと思います。
以下では、湘南ツアーの概要として、「湘南の範囲」「ツアーの対象地域」「アクセス」の3点をお伝えします。
湘南とは相模湾沿岸のエリア
一般的に、「湘南」とは、茅ケ崎、藤沢、鎌倉あたりを中心とした、相模湾沿岸の地域を指しています。しかし、明確に湘南という地域の線引きはなく、近隣住民たちの間で「どこからどこまでを湘南と呼ぶのか論争」が長年繰り広げられるほど、人によって認識が異なる地域です。
そのため、明確な定義付けはできませんが、湘南のひとつの条件として「相模湾沿岸」と考えてもよいのではないでしょうか。
湘南ツアーの対象地域は横須賀市と三浦市
古家・空き家物件見学ツアーin湘南の対象地域は、横須賀市、三浦市を中心としています。相模湾沿岸だけでなく、東京湾沿岸の地域もカバーしている、つまるところ「三浦半島」の物件を主に紹介しているのが、湘南ツアーです。
人口は、横須賀市が約40万人、三浦市が約4万人です。横須賀市は、比較的人口の多い地域として、全国に60(2020年4月1日時点)ある中核市のひとつとして指定されています。
一方、藤沢、鎌倉といった「まさしく湘南といえる物件はないのか?」と気になっている人もいるのではないでしょうか。しかし、湘南の中心エリアは芸能人にも人気のある、物件価格が非常に高い地域です。そのため、残念ながら収益性が見込める物件は、ほとんどでてきません。
しかし、まれに南葉山といわれる、葉山に近い横須賀市の物件などがでることもあるようです。タイミングがよければ、湘南ツアーを主催する本多古家再生士Ⓡから、湘南の物件紹介を受けられるチャンスがあるかもしれません。
湘南ツアーへのアクセス
湘南ツアーの待ち合わせ場所は、JR衣笠駅です。JR衣笠駅は、東京駅からは横須賀線で約1時間20分、横浜駅からは約50分の距離で、直通でアクセスすることができます。
ツアーで周る物件の所在地によっては、スタート地点が近隣の駅に変更となることもあります。そのため、ツアーに参加する際には、事前に待ち合わせ場所を確認するようにしましょう。
なお、遠方から参加する場合は、新幹線で新横浜駅まで行き、在来線に乗り換えるのが便利です。
空き家・古家物件見学ツアーin湘南の賃貸需要
湘南・横須賀エリアの特筆すべき賃貸需要として、大きく2点が挙げられます。以下では、「米軍・自衛隊関係の賃貸需要」、「テレワークの普及に伴う賃貸需要」について、それぞれ説明します。
横須賀は米軍・自衛隊関係の賃貸ニーズが高い
横須賀市には横須賀海軍施設があり、在日米軍、自衛隊員、そしてその家族向けの賃貸需要が常在しています。また、自衛隊の横須賀基地は、横須賀市内複数のエリアに点在しています。そのため、特定の1箇所のみでなく、各施設の周辺での賃貸需要が期待できます。
例えば、不動産ポータルサイトや不動産仲介業者のウェブサイトを見ても、自衛隊近くの物件や、自衛官向けの物件検索ができるようになっており、まとまった賃貸需要があることを表しています。
また、基地があることによる、周辺産業の効果もあります。街が活性化し、職が生まれることで、基地周辺のエリアで働く人のための賃貸需要もあるといえます。
米軍・自衛隊関係の賃貸需要のまとまりから、本多古家再生士Ⓡからも「湘南・横須賀エリアの物件は、客付けが早い」という話を伺いました。なかには、不動産ポータルサイトに募集広告を掲載する前に入居が決まるケースも見られるそうです。
テレワークの促進による都心からの引越需要
2020年に入り、働き方改革や新型コロナウイルスの影響を受けて、完全にテレワークに移行した企業や、週数回のテレワークを導入する企業が増加しています。
そのため、職場への近さから都心に居を構えていた人々が、毎日の通勤がなくなったことで、郊外に移動する傾向が高まっています。都心であれば、住宅の床面積が狭く家賃高い一方、同じ家賃でも広くて自然も近い湘南エリアは、人気の引越し先です。
また湘南エリアでは、近年、コワーキングスペースやシェアオフィスが相次いで開業し、新しい働き方に寄り添ったまちづくりを促進しています。行政によるまちづくりの後押しも受けて、今後はますます「湘南エリアで暮らしたい」という需要が増加するのではないかと期待されます。
空き家・古家物件見学ツアーin湘南の物件の特長
湘南エリアの賃貸需要に次いで、物件の特長を2点紹介します。
平地はレア?!山がちな地形に立つ物件
湘南といえば海沿いのイメージですが、実は湘南エリアはかなり山がちの地形です。
ツアーの対象地域である横須賀市、三浦市においても、平地は少なく、山地の物件が多く見られます。物件までの道のりはアップダウンが激しく、急な擁壁の上にある物件もあります。
平地が基本の地域においては、坂道や階段、擁壁の上の物件は賃貸ニーズが懸念されることがあります。しかし、湘南・横須賀エリアでは基本が山地であるため、山地であるがゆえに賃貸が付きづらいという心配は、ほとんどありません。
また、山地にあることを活かした、見晴らしのよい物件が多いというメリットもあります。
住宅地の中でも自然を感じられる物件
湘南・横須賀エリアでは、山がちな地形を活用した、自然を近くに感じられる物件が多くあります。
住宅街や大通りに近くても、窓から緑が見える木々に囲まれた物件や、海が見える物件があります。隣家が間近に接している住宅が多い首都圏のなかで、都会の喧騒を忘れて、自然を感じられる物件は、郊外の物件を選択する人々のニーズにマッチしていると言えるのではないでしょうか。
また、間取りも比較的ゆったりした物件が多く、首都圏ながらも、駐車場付きの物件もしばしば見られます。
空き家・古家物件見学ツアーin湘南での賃貸経営
湘南ツアーを主催している本多古家再生士Ⓡは、古家再生事業に携わる以前から工務店を経営されている、リフォームのプロです。
本多さん自身が元々大工さん出身であり、会社には多能工のリフォームスキルを有した優秀なスタッフを抱えています。「どのようにリフォームしたら物件がバリューアップし、家賃アップにつなげられるか」という提案に強みがあります。古家再生においてはリフォームが重要なポイントなので、バリューアップの相談ができることは心強いですね!
また、本多古家再生士Ⓡの会社は、奥様と息子さんも古家再生事業を手伝われています。まさしくアットホームな温かさ溢れており、湘南・横須賀エリアで古家再生を行っている古家再生投資プランナーⓇからも、大変信頼されているパートナーとなっています。
物件探しは空き家・古家物件見学ツアーin湘南へ!
今回の記事では、湘南・横須賀エリアの賃貸需要・物件の特長・賃貸経営について紹介しました。次回は、「空き家・古家物件見学ツアーin湘南」の密着レポートを紹介したいと思います。湘南ツアーに興味を持った人はぜひ、空き家・古家物件見学ツアーで湘南・横須賀エリアにお越しください!
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<おまけ記事:湘南エリアのおすすめ>
(1)三崎まぐろ
三浦半島南端の三崎港は、まぐろの水揚げで有名な場所です。そして、三崎にまぐろを食べにいくのであれば、京急電鉄が発売している「みさきまぐろきっぷ」の利用がおすすめです。品川駅など京急の駅から三崎口駅までの往復切符と京急バスのフリー乗車券に、加盟の飲食店と店舗・施設がそれぞれ1箇所の利用券がセットになった、お得なきっぷです。湘南ツアーへの参加と合わせて、三浦半島をお得に満喫してみるのはいかがでしょうか?
(2)どぶ板通り商店街
京急本線「汐入」駅から歩いてすぐの場所に、日本にいながらにしてアメリカを感じられる、異国情緒溢れる横須賀らしい商店街があります。ミリタリーショップやアメリカンカジュアルなアパレルショップから、巨大ハンバーガーや海軍カレーなどが味わえるお店などが軒を連ねています。汐入駅は湘南ツアーの解散場所になることもあるので、ディープな横須賀に触れてみたい人は、少し足を延ばして覗いてみるのもよいでしょう。
POST: 2020.11.7