空き家・古家物件見学ツアーの北陸第一号エリア【石川県金沢】の魅力を紹介

こんにちは、(一社)全国古家再生推進協議会の認定サポーターであり、古家再生投資プランナーⓇでもある女性投資家Mです。

当協議会では毎月、古家再生投資プランナーⓇの方を対象とした、空き家・古家物件見学ツアーを開催しています。

先月より、当協議会のブログで、空き家・古家物件見学ツアーのエリア紹介を始めました。
第一弾は「石川県小松エリア」を取り上げています。

▼「小松エリア」の紹介記事はこちら

今回は第二弾として、空き家・古家物件見学ツアーの北陸第一号エリアである「石川県金沢」について調査してきました。この記事では、金沢エリアの魅力をたっぷりご紹介したいと思います!

空き家・古家物件見学ツアーin金沢の概要

空き家・古家物件見学ツアー「金沢エリア」では、その名に冠するとおり石川県金沢市内の物件を紹介しています。金沢市は石川県の県庁所在地で、推定人口約46万人、日本の中核市のひとつです。

ここでは金沢エリアの概要として、「まちの魅力」「金沢ツアーの対象エリア」「アクセス」の3点をお伝えします。

金沢市は市町村魅力度ランキングで第8位!

地域ブランド総合研究所が発表している「地域ブランド調査2019」によると、「市町村魅力度ランキング」で金沢市は第8位にランクインしています!
市町村魅力度ランキングは、国内1,000市区町村を対象に、認知度や魅力度、イメージなど全110項目を全国3万人が評価した結果に基づいたものです。

金沢市は国民からのイメージが良く、魅力的なまちだと、高く評価されていることがわかる結果ですね。

参照:地域ブランド総合研究所「地域ブランド調査2019」

また、2015年に北陸新幹線が開通した影響を受けて、金沢市内は再開発が進んでいます。市内中心地の路線価も上昇するなど、金沢市のまちの魅力は、近年ますます高まっています。

金沢ツアーの物件は市内中心地がメイン

空き家・古家物件見学ツアーin金沢では、金沢市内の物件を紹介しています。そして、市内のなかでも、多くの物件が金沢駅から半径2㎞圏内にあることが特長です。

当協議会の物件見学ツアーのなかでも、ツアー名と対象地域が最も一致しているエリアといえるのではないでしょうか。

金沢市内は、バスの交通網が発達しており、バス利用者が多いエリアです。そのため、駐車場がない物件でも、バス停から近ければ入居者が付きやすい傾向があります。また、市内中心地であることから、商業施設が近く、利便性の高い場所に所在する物件も多くみられます。

3大都市から約2時間半のアクセス

金沢ツアー集合場所の最寄りである金沢駅までは、東京・名古屋・大阪の3大都市から、それぞれ約2時間半でアクセスすることができます。東京からは北陸新幹線、大阪からは特急サンダーバードで直通です。

名古屋から、電車であれば米原での乗り換えが必要ですが、車でも約2時間半で行くことができます。

空き家・古家物件見学ツアーin金沢の賃貸需要

上述の通り、魅力的なまち金沢ですが、古家再生投資プランナーⓇにとって気になるポイントは賃貸需要でしょう。以下では、金沢エリアの賃貸需要について紹介します。

金沢市内は戸建賃貸物件が少ない

先日ご紹介した小松エリアと同様に、金沢市内でも戸建賃貸の供給数は少ない状況です。アットホームやホームズなどの不動産ポータルサイトで戸建賃貸を検索しても、とくに市内中心地では物件数が少ないことが見てとれます。

そのため、古家再生リフォームによって物件のデザイン性を高めれば、ポータルサイトでもひと際目を引く、差別性のある賃貸物件になります。

企業の「北陸の拠点」が多い金沢市内

金沢市には、多くの企業が北陸への窓口として、拠点や支店をおいています。

北陸新幹線の開通以降、東京からのアクセスが便利になったことで、東京‐金沢間のビジネス往来が増加したことはもちろん、移住やUIターンも活性化しています。そのため、金沢市も移住者に対する住宅や仕事のサポートに注力しており、県外からの移住者を対象とした住居ニーズは高まっています。

また、平成27年度の国勢調査によると、石川県は生産用機械や繊維工業製品の出荷額が国内トップクラスです。県内で正社員として働く若者も多く、働き盛り世代の住宅ニーズがあるといえます。

働き盛り世代は、子育て世代でもあるため、ファミリー用賃貸物件へのニーズがあり、当協議会が主な再生対象としている戸建て物件への需要も期待できます。

金沢市は学生のまち

総務省統計局が発表している「統計でみる都道府県のすがた2020」によると、石川県の人口10万人当たりの大学数は、なんと全国第2位です。


金沢市には金沢大学、北陸大学、金沢工業大学など、さまざまな大学があり、市のウェブサイトでも「学生のまち」を謳っています。

全古協認定工事会社「カラーズバリュー」の所有物件にも、大学生向けのシェアハウスとして施工中の例があり、大学生の賃貸ニーズも期待ができます。

参照:総務省統計局「統計でみる都道府県のすがた2019」

空き家・古家物件見学ツアーin金沢の物件の特長

金沢エリアの賃貸需要に次いで、物件の特長を2点紹介します。

町屋風の趣ある物件が多い

金沢は「北陸の京都」とも言われますが、金沢ツアーに参加すると、町屋風の趣ある物件が多いことにとても驚きます。

金沢市は、第二次世界大戦で空襲を逃れていることから、古い建造物が多く残っているまちです。
とくに、武家屋敷や町屋が多く残る市内9つのエリアは「こまちなみ保存地区」として、歴史的景観の保存・育成を行うことが、金沢市の条例で指定されています。

町屋風の物件は、「こまちなみ保存地区」だけに限りません。金沢ツアーでも、町屋風の趣ある、金沢らしさを感じる物件に出会うことがしばしばあります。

そのため、日本のトラディショナルな雰囲気が好きな古家再生投資プランナーⓇの方には、金沢はとくにおすすめの地域といえます。

家賃相場が高い傾向にある

筆者は過去5回ほど金沢ツアーに参加していますが、ほかのツアー開催エリアと比べても、金沢市内の想定家賃は高い傾向にあると感じています。基本的には、月額家賃5.5万円以上を目指せる物件が多い印象です。

一方で、物件の購入価格は、ほかのエリアとそれほど違いがありません。そのため、家賃相場が高い傾向にあることを活かして、リフォームにプラスアルファのひと工夫をすることで、入居者が退去しづらい物件造りができるメリットがあります。

空き家・古家物件見学ツアーin金沢での賃貸経営

金沢ツアーを主催する工藤古家再生士Ⓡは、全国の古家再生の第一人者です。そんな工藤古家再生士Ⓡに古家再生を学べるのも、金沢ツアーの魅力のひとつと言えます!

金沢ツアーで物件を購入した場合の管理会社の相談など、金沢での古家再生でわからないことがあれば、工藤古家再生士Ⓡに相談しながら進めましょう。

また、工藤古家再生士Ⓡが所属する、全古協認定工事会社「カラーズバリュー」では、相続物件の再生実績も数多くあります。不動産投資家だけでなく、相続物件の運用で悩んでいる方も、お気軽にご相談ください。

物件探しは空き家・古家物件見学ツアーin金沢へ!

今回の記事では、金沢エリアの賃貸需要・物件の特長・賃貸経営について紹介しました。次回は、「空き家・古家物件見学ツアーin金沢」の密着レポートを紹介したいと思います。金沢ツアーに興味を持った人はぜひ、空き家・古家物件見学ツアーで金沢エリアにお越しください!

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<おまけ記事:金沢エリアのおすすめ>

(1)のどぐろ
のどぐろは、北陸・山陰といった日本海に面した地域の名産です。市内の食事処では、新鮮なのどぐろを味わうことができます。また、金沢ツアーの懇親会で参加者の希望が揃えば「のどぐろの塩焼き」がテーブルに並ぶこともあります!

(2)千里浜なぎさドライブウェイ
金沢市内の観光地は有名処が多いので、金沢市から少し北上したエリアでのおすすめスポットを紹介します。金沢市から車で約40分の羽咋市(はくいし)には、日本で唯一、普通車で砂浜をドライブできる海岸があります。レンタカーをする必要はありますが、全長約8㎞にわたって、海の隣を走れる機会はなかなか体験できない爽快さです。金沢ツアーの翌日に訪れてみるのはいかがでしょうか?


POST: 2020.10.12